作り方は毎度おなじみ、毎度おなじみなのだが、もしかしたらこのブログを、初めて読む一人暮らしの男で、料理をしてみたいと思っている人がいるかもしれないと思うので、毎回作り方を書くわけだけれど、まずさっと熱湯に通した豚肉と、だし昆布、野菜を鍋に並べる。そこに水を張って、酒と淡口醤油をドボドボと入れて、火をつける。以上。あまりに簡単すぎる。僕の場合煮立ったらすぐに火を弱め、一番弱いとろ火にして、汁が煮立たない状態を保つ。そうすると水菜のシャキシャキ感が、3時間後に酒を飲み終わるまで、ほぼそのまま保たれる。肉もその間に徐々に味がしみて、おいしくなっていく。
いつもは鍋の場合、アメリカ産の豚バラ肉を使っていたのだが、それより京都産の豚コマ肉のほうが、もちもちして全然うまいことがわかった。そりゃ日本の肉のほうが、きちんと手をかけるから、おいしいに決まっているのだ。でも値段が倍くらい違うというのは、日本の農家も大変だよな。値段が違う理由は、農家の経営努力の問題ではなく、為替レートの問題なのだから、日本人としては、多少高いというくらいなら、日本産買うというようにしたいところだな。