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50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、毎日の出来事を脈絡なく書きつづる拙いブログですが、楽しんでいただけましたら幸いです。
昨日も東京。
東京に来るたびに思うこと・・・。
「人が多い・・・」
東京に40年以上住んだぼくは、東京に住んでいるときにはこれが普通だと思っていたけれど、一度地方に住んでしまうと、東京にいかに人が多いかをつくづく思い知らされることになる。
渋谷や原宿を初めて見た地方生まれの青年が、
「今日はお祭りですか」
と目を丸くしていたことがある。
すし詰め電車に毎日1時間以上乗る生活も、名古屋の人は、
「そんなことをするくらいなら会社を辞める」
と言っていた。
狭い場所に人が密集することによって生まれるエネルギーがあるわけだけど、暮らすには、地方のほうが気楽なのは間違いない。
東京へは、これから始まる予定の新しい仕事の、研修のために来ている。
広島時代の友人が、声をかけてくれたのはありがたい。
新しい仕事は、新たな人のつながりを生む。
人のつながりが広がっていくのは、たのしい。
研修が終わったら、湯島の居酒屋へ。
100年以上の老舗だそうで、店構えも風格がある。
寒いから、いきなり熱燗。
この店は、日本酒の銘柄も1種類しか置いていない。
頼んだ肴は、しめサバ、ブリのねぎ間、イワシ岩石揚げ、白子焼き。
豚と新ジャガの煮込み、豆腐の煮込み、揚げとチーズのはさみ焼き、生麩田楽・・・。
京都とはちがう、ちょっと濃いめの東京の味。、
店構え同様、味にもそれぞれ風格がある。
さらに湯島の裏路地にあるバーへ。
同行の二人は赤ワインを頼んだけれど、ぼくはシーバスリーガルの水割り。
ぼくは気分が良くなって、研修中の覚えたばかりのことを熱弁。
たぶん二人に苦笑いされていたかも。
話に夢中になっているうちに、夜行バスの出発時間が迫ってきた。
ぼくはタクシーで新宿へ出て、夜行バスで一路京都へ。
夜行バスは、シートの微妙なちがいで寝やすいのと寝にくいのがある。
昨日のバスは寝やすくて、おまけに空いていて前にも横にも人がいなかったからぐっすり熟睡。
トイレに行きたいと思って起き、「サービスエリアに止まらないかな」と思っているうちに京都に着いた。
京都駅前でビールを一杯。
家に帰り、ひと風呂浴びて布団に入ったら、5時間の爆睡。
「今回前の彼女に連絡とってみたんだよね。」
折り返しなかったけど、それでいいんだ。