今日は、荻窪あたりの居酒屋で出てきそうな料理をイメージしたメニュー。
鶏ネギ塩炒め。
鶏肉と長ネギというテッパンのコンビを塩味で炒め合わせる。
ただ本当に塩味だけだとコクが足りなくなる気がしたから、ゴマ油を使い、うすくちしょうゆとオイスターソースで隠し味、唐辛子を利かせる。
2~3センチ大に切った鶏もも肉1枚は、塩1つまみと酒少々をもみ込み、片栗粉をまぶしつける。
中火にかけたフライパンにゴマ油をひき、まずは皮目、皮目にこんがり焼き色がついたら、箸で一つ一つひっくり返して反対側を焼く。
鶏肉に火が通ったら火加減を強火にし、輪切り唐辛子少々とざく切りの長ネギ1本を入れ、サッと炒める。
酒大さじ1、うすくちしょうゆとオイスターソースそれぞれ小さじ1の合わせ調味料を入れてサッとまぜ合わせ、味見して塩加減すれば出来あがり。
これはウマイ。
ちなみにこれも、弁当のおかずにイケると思います。
あとは冷蔵庫にピーマンが2個と、冷凍庫に油揚げが半分あまっていたので、和え物にする。
油揚げは凍ったまま、中火にかけたフライパンで焼き、細く切る。
ピーマンも、タテに細く切る。
両方をサッと湯通しして水気をぬぐい、器に盛ってかつお節としょうゆをかける。
シャキシャキとしたピーマンとさっくりとした油揚げのコンビがいい。
しじみの吸い物。
砂出しし、よく洗ったアサリを酒少々をたらした水に入れ、中火にかけてアクをとりながら、殻がひらくまで煮る。
うすくちしょうゆと塩で味付けし、お椀によそってトロロ昆布を浮かべる。
「恋は盲目」という言葉のとおり、恋をするとモノが見えなくなる。
恋人と過ごしている時間があまりにも心地よく、離れているのがつらいから、理性の声を曲げてでも、恋人と一緒にいたいと思う。
そうなってしまうと、麻薬中毒患者と似たようなものだから、現実に様々な不都合を生じ、破局が訪れる。
今回のぼくの恋は、簡単にいえばそういうことだったと思うけれど、しかし神様は、人間にすごい仕掛けをしたもんだ。
人間は理性を持ったけれど、理性を忘れさせるものも持つことになった。
人間が理性だけを持っていれば、もっと争いのない、平和な世界が訪れただろうと思うけれど、それでは人類は繁栄しないと神様は考えたのだろう。
「そうやって考えて、恋を失ったつらさを癒しているんだね。」
まあそういうことだ。