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2010-12-26

源八鮨

日曜は、すし屋で昼酒。
家から近くの源八鮨。
このあたりのすし屋、何軒か行ったが、昼にやってる店の中では、ここがいちばん気に入っている。
すし屋というより、居酒屋みたいで、一品ものから鍋やら定食、いろいろある。
関西や西日本のすし屋には、こういうところが多いよな。

とんかつも同じで、とんかつは東京ではとんかつ屋で食べるものだが、こちらでは洋食屋か食堂。
東京では何でも細分化され、特化していく。
それも物事の発展の、ひとつの形かもしれないけれど、それよりこういう、何でもありの雑然としたもののほうが、僕は落ち着く気がするな。

東京のすし屋にありがちな、気取った空気は微塵もなく、有線からは昔の歌謡曲が流れてくる。
お客は新聞を読み、定食を食べて、最後にすしをつまんでいく。

いきなり熱燗。
寒くてビールは飲む気にならない。

つまみにいわし酢。
いわしのたたきをポン酢で和えたもの。

前回盛り合わせを頼んだとき、さばずしが異様にうまかったので、今回それだけ頼んでみた。

半人前で650円。

これは死んだ。
脂がのっていて、きちんとしめてあるのだが、酸っぱすぎるということもない。
やはり関西は、これなのだな。

あとはこの店の名物、鉄火巻き。
一本225円。

うなキュウ巻400円と、いわし棒ずし180円。

赤だし。
はまぐりが入ってた。

けっきょく熱燗、2本飲んだ。

調子にのって頼みすぎ、お腹が死ぬほどいっぱいになって、しめて2,805円。
いいんじゃないかと思います、この店。