本店はおいちゃん、おばちゃんがやってるが、こちらは若い人たちがやってて、息子とか親戚とか、そんな感じなのかな。
わからんが。
入り口を開けると、押し寄せる豚骨だしの臭い。
ああ、なるほど、本店では気付かなかったが、ますたにの秘密はこれなんだな。
京都のラーメンも、ほとんどが豚骨だしなのだが、臭いが出るほど炊くことはほとんどない。
というか、僕は京都ではこの臭いをかいだことは、ほとんどない。
中国地方や九州では、もうもうと豚の臭いをさせるラーメン屋、よくあるのだが、京都の人はそういうの、あまり好まないということなのだろうな。しかしこの店では、その臭いをあえてさせているというところに、他にはない特徴があったのだ。
けっこううまいが、本店で味わったような感動はない。
ラーメンは、酒と同じで、その日の体調などによって、味がかなり左右されるところがあるから、この一杯で、確定的な評価はできないことはもちろんなのだが、本店の方では、この豚骨の臭いを感じた記憶がまったくないから、たぶんほぼ同じ作り方をしているのだとは思うが、一枚上手ということなのだろうな、本店の方が。
ますたに 白川店 (ラーメン / 元田中駅、茶山駅、出町柳駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0