二度目の訪問なのだ。
野菜のたっぷり入っているあんは、けっこうな量。
ジューシーというよりは、ホクホクした食べごたえなのだ。
これにラー油を加えて食べると、かなりうまい。
570円。
完全に澄んだ鶏がらスープで、ほんのりショウガの香りがする。
チャーシューは歯ごたえよく炊かれたバラ肉。
具はそれに青ネギだけ。
中華料理屋的なラーメンだな。
ここは完全に、壬生の住宅地の中にあり、お客さんも近所の人以外はほとんど来ないのじゃないかと思うが、ぎょうざがメインの店というのは、それほど多くないこともあり、たまに行く価値のある店、ローテーションのひとつに入れて、悪くないところだと思う。
もともとこの店をやっていた大将が亡くなり、女将さんがあとを受け継いて、今は娘さん二人がおもにやっているということらしく、大将のやり方を、そのまま伝えているということなのだと思うが、きちんとした味がする。
そういう、亡くなった大将を護る店だということのためなのか、この店、透明感のある静寂が店内を支配していて、まるで京都の寺に来たみたいで、とても癒される。
「ぎょうざ定食」がメインのメニューで、一人前8個入りが600円、12個入りが760円、16個入りが900円となっている。
ほかにチャーハン、天津飯、天津麺などもあり。龍園 (餃子 / 二条駅、西院駅(京福)、西大路三条駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0