昨日のおっさんひとり飯は・・・。
昼にお好み焼きを食べ、夜は軽く晩酌した。
源泉徴収の還付金が入り、金にすこし余裕ができたから、
メガネを買うことにした。
気に入ってかけていた黒縁のメガネがが壊れてしまい、
さらに今かけているものはずいぶん以前に作ったものだから、
それから老眼が進んで度がきつくなり、
近くのものがまったく見えない。
京都駅前の地下にある激安メガネ店で、
30分以上かけて全てのメガネをくまなく眺め、フレームを選ぶ。
最低でも2万円くらいはすると思っていたら、
今は1万円しない値段で、レンズまで出来てしまう。
検眼も、小さな装置が一瞬で、全自動でやってくれる。
「目に光を当ててその反射で測るとかするんですか?」
若い店員に装置の仕組みを聞いてみたが、
「さあ、どうなんでしょう・・・」
店員もよく分からないようだった。
メガネが出来るのを待っているあいだに、
お好み焼きを食べることにした。
京都のお好み焼きというと、
関西風の「混ぜ焼き」を思い浮かべるところだが、
実は京都には「ベタ焼き」と呼ばれる、
広島のお好み焼きとよく似たお好み焼きがある。
ただ焼き方は広島のものとすこし違って、
広島が大量の細切りキャベツを生地と合わせて蒸すのに対し、
京都は太めに切った少量のキャベツを麺と炒める。
だから京都と広島のお好み焼きは、
どちらが先とか後とかいう問題ではなく、
それぞれが独自に発展したものではないかとぼくは思う。
お好み焼きには、やはりビール。
ホルモンやイカなどの具が入り、
上には辛いソースと甘いソース、カツオ粉と青ねぎがかかって、
生卵が割り落とされている。
辛いソースが食欲を増し、
生卵のおかげで最後まで麺がモソモソすることがない。
腹が一杯になり、すこし朦朧としながらメガネを受け取る。
帰って2時間ほど昼寝をした。
昼寝から起きたらもう夜になっていた。
京都四条大宮のバー「Kaju」で、
晩酌前に一杯やることにした。
マスターのKajuさんに、7月6日七夕ライブの進み具合を報告する。
今の時点で、歌詞まで覚え、演奏できる曲は4曲ある。
あと1週間で、最低1曲、できれば2曲、
レパートリーを増やしたいけれど、
6曲やったとしても、たぶん20分くらいで終わってしまう・・・。
「カラオケの伴奏をやろうかと言っていたじゃないですか・・・」
Kajuさんに言われて、ぼくは初めの頃に考えていたことを思い出した。
「最初に歌う人だけサクラでお願いしておけば、
あとは歌う人が出てきて、盛り上がると思いますよ。」
なるほど、それはそうだと、
譜面台とカラオケの本を、準備しておくことに決めた。
Kajuから家に帰ってきても、まだお腹が減っていなかったから、
晩酌は残り物を使って、軽く済ませることにした。
ピーマンのおかかポン酢しょうゆ。
ピーマンは、熱湯にサッと一瞬ひたす。
焼き油揚げのショウガポン酢しょうゆ。
セロリと卵の炒め。
多めのオリーブオイルでうす切りにしたセロリを炒め、
うすくち醤油と砂糖で味付けした溶き卵を流し入れてさらに炒め、
最後にコショウをふる。
「メガネで近くが見えるようになって、
仕事もバリバリ進むといいね。」
今日は呑気に過ごしたからな・・・。