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2013-07-12

スルメイカのパエリア

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 イカのパエリア

スルメイカのパエリアでした。


スルメイカは、スペイン風に厳密に作ろうと思うと、
やはりちょっと敷居が高いんですが、
これをちょっと簡略化してやると、
ものすごく手軽に作れるようになるんですね。


まず簡略化の第一は、サフラン。

本場のパエリアファンの人とかは、
「パエリアはサフランの香りがないとダメだ」
とかいう人、多分いると思うんですが、
サフランは高いんですよね。

サフランがなくても、十分おいしく食べられるものになるし、
ご飯が黄色くなくても、日本人としては、まあ問題ないですよね。


それから簡略化の第二は、
トマトを炒めないこと。

スペインでは、トマトも炒めて入れるわけですが、
トマトを炒めると、汁気が出て米を炒める邪魔になるから、
どうしても一旦野菜を炒め、それを取り出して、
それから米を炒めて・・・、という手順が必要になる。

さらに炒めると、トマトの皮だけが残ってしまうから、
やはりトマトを湯剥きしないと、
見た目的にイマイチなことになる。

でもトマトは炒めず上に乗せれば、
炒める手順は1回で済むことになるし、
湯剥きも必要ないということなんです。


こうやってパエリアを作ると、
ただ順番に炒めて熱湯を入れ、
さらに具を上に乗せて炊くだけになりますから、
炊く時間だけはどうしてもかかりますが、
作るのはとてもとてもラクになります。

しかもパエリアは、見た目的には豪華になりますし、
野菜もわりと何でも使えるので、残り物整理にもなるし、
いいことずくめなんですよね。




というわけでスルメイカのパエリア、
小さなフライパンを使うと、一人分にはちょうどいいんですが、
オリーブオイルを多めに引き、弱めの火にかけて、
まずはニンニク1かけと玉ねぎ1/4個のみじん切りを炒めます。

スルメイカのパエリアの作り方(1)

2~3分じっくり炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、
一口大の鶏肉150グラムを加え、色が変わるまで炒める。


米2/3カップを加え、さらに2~3分炒める。
米は1カップだと一人分には多いので、少なめにしました。

スルメイカのパエリアの作り方(2)

米よりちょっと多めの熱湯と、酒大さじ1、塩小さじ1を入れ、
かるく混ぜたら、
8等分のくし切りにしたトマト1個と、輪切り・ぶつ切りのスルメイカ、
スルメイカは昨日は、もう捌いたのを買って来ました、
それからヘタを取った甘長唐辛子とシメジをのせる。
甘長とうがらしはもちろん、ピーマンでもいいです。


フライパンのフタをして、まず弱火で15分。

スルメイカのパエリアの作り方(3)

それからさらに火を弱め、10分炊く。


ひとり飯なので、フライパンから直接食べる。

スルメイカのパエリア

スルメイカの風味が広がって、これはほんとにウマイです。




昼にパエリアを食べたら、夜はまったくお腹が減らなかったので、
晩酌の肴はごくごく軽いものにしました。

昨日の晩酌 梅じゃこの冷奴

梅じゃこの冷奴、
それに自家製らっきょうと、農家のおばさんの古漬け。

梅じゃこは、たたいた梅肉とちりめんじゃこ、
それにみりんとうすくち醤油をよく混ぜる。




最近ツイッターで、「酒は太るか」という話題になり、
というのは沢田研二がああやってブクブク太ったのが、
「酒が好きで飲み過ぎているせいだ」
という説を唱える人がいたからなんですが、
ぼくの経験によれば、酒はまったく太らないんですよね。

まあこれはたしかに、体質によるところもあるとは思いますが、
ぼくは酒はガブガブ飲んでますが、
体重は全然増えません。

中島らもとか、高田渡とか、
酒しか飲まなかったような人も、
ガリガリに痩せてますよね。

ただ酒を飲むのに、ツマミをあれこれ食べてしまうと、
たしかに体重は増えると思います。

特に炭水化物とか、脂っこいものとか、
食べ過ぎると一発ですよね。


昨日もパエリアを食べたら、夜もまったくお腹が減らず、
さらに今日になっても、まだそれほどお腹が減らない。

だからぼくの場合は、お腹が減っていなければ、
あまり食べないようにするということにはしています。


「おっさんの場合もう少し太ってもいいんじゃないの?」

チェブラーシカのチェブ夫

年をとって、痩せ過ぎているのも貧相に見えるもんな・・・。