昨日のおっさんひとり飯は・・・。
サバ寿司。
これからしばらく、麺類、ご飯類や脂っこいものは、
昼めしで食べることにしてみることにした。
これまでぼくは、朝めしはカフェでビスケットか何かをすこし食べ、
昼はうどんや素麺などのあっさりした麺類、
そして夜に、晩酌でガッツリ食べるということにしていた。
ただぼくは、遅い時間に晩酌をすることが多いので、
お腹にモノが入ったまま寝るのはどうなのかと思わなくもなかったことと、
だいたい1日の中で、一番腹が減るのは昼めしどきだ。
腹が減ったときに、素直にガッツリ食べるのがいいだろうと考えた。
ただぼくは、「食事」は酒なしにはガマンできない性分だ。
だからこれまで昼に麺類を食べるときも、
「食事ではないのだから」と、
立ったまま1~2分でかき込んでいた。
昼に食事をするとなると、
当然ビールくらいは飲まなければならない。
でもビールなら飲み過ぎなければ、
どうせそのあと昼寝はするのだし、
1時間もあれば抜けてしまうのだから、
午後の仕事に差し障ることもない。
というわけで昨日は、早速昼にサバ寿司を食べた。
おととい仕込んだしめサバの、残りの半身を味わうには、
サバ寿司にするのがこの上ないやり方だ。
すし飯は、半身のサバには半合くらいがちょうどいい。
だし昆布を入れて炊いた米に、
酢大さじ1に砂糖小さじ1と塩小さじ1/4を混ぜ溶かしたすし酢をかけ、
うちわで扇いで冷ましながら、横にしたしゃもじで切るように混ぜる。
ラップを広げ、しめサバを置く。
前の斜めになっているところを切り取って、尾のところに合わせるようにすると、
太さがちょうどよくなる。
しめサバの上に寿司めしをのせ、
ラップを閉じて上下左右からよく押し固める。
ここまでを朝のうちにやり、2~3時間置いてなじませてから、昼めしで食べる。
水をつけた包丁で切る。
もうこれは、最高にうまい。
あとは、10日ほど前に漬けたらっきょうも食べた。
もう食べられる程度には漬かっている。
砂糖を減らし、自分好みの味にしたから、何ともうまい。
ちなみにらっきょうを酸っぱめに漬けるのは、ぼくの実家の流儀。
ビールをレギュラー缶で1本飲んで、昼寝をしたら、
いつもは15分ほどで目が覚めるのに、1時間も熟睡してびっくりした。
そのあとカフェで仕事をしたが、
仕事の能率には問題なかった。
仕事は6時までして、
そのあと近所のスタジオを借りて、七夕ライブの個人練習をした。
7月6日(土)に三条会商店街の七夕祭りでやるライブは、
もう日が迫っている。
場所は商店街の西のはずれの方、商店街振興会の事務所の横で、
ちょうど向かいに魚屋「網辰」があり、
七夕祭りでは毎年、イカ焼きやらを目当てに長蛇の列ができているから、
たくさん人がいるのは間違いない。
時間は、初めは18:30と19:30の2回にしようと思ったが、
いきなり人が大勢いるところでやると緊張するから、
練習を兼ね、17:30からもやることにした。
演奏後のカラオケタイムは、一応譜面台とカラオケの本は用意するが、
スピナーズでサクラを頼んだら、皆「地元過ぎてダメだ」と断られたから、
誰かやってくれる人がいれば、やるということにする。
演奏は、それなりに楽しんでもらえると思うのだが、
とにかくレパートリーが少ないので、
もう日は迫っているが、何とかあと1~2曲、増やしたいと思っている。
練習を終えて家に帰り、晩酌の支度をする。
昼にガッツリ食べたから、夜は野菜を中心とした軽いもの。
塩サバのあらが残っていたから、これをあら汁にする。
あらは熱湯で湯通しし、水で洗ってヌメリや血の塊を落とす。
鍋に湯通ししたあらとだし昆布、拍子木に切った大根、
それに水3カップを入れて火にかける。
煮立ったら弱火にし、アクを取りながら15分煮て、大根がやわらかくなったら、
酒大さじ2、うすくち醤油大さじ1~2で味をつけ、
シメジを入れて、さらに5分くらい煮る。
ネギと、好みで七味をふる。
サバのあら汁は「船場汁」と呼ばれ、
昔は船場の丁稚さんたちに食べさせる、安い食事だったのだそうだ。
でも脂っこさや臭みなどは、まったくなく、
しみじみとする味でとてもうまい。
あとはキュウリとみょうがの梅かつお和え。
スリコギでたたいて一口大にちぎり、塩少々をふってしばらく置いて、
水で洗い、よく水気を拭きとったキュウリと、うす切りにしたみょうがを、
梅肉を削りぶしと一緒にたたき、
みりんとうすくち醤油少々で溶きのばしたタレで和える。
これは季節もよく、
死ぬかと思うくらいうまかった。
昨日は晩酌の支度をしながら、焼酎のうすい水割りを1杯、
晩酌しながら冷や酒を2合、
ウイスキーのうすい水割りを1杯飲んで、
12時半に布団に入った。
途中で目が覚めることもなく、
7時半まで寝た。
「おっさんは自由でいいね。」
好き勝手に生きてるもんな・・・。