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2013-07-05

しょうゆ味の焼きそばで昼ビール、
えんどう豆と油揚げの卵とじで軽い晩酌

昨日のおっさんひとり飯は・・・。

昨日のおっさんひとり飯 豚肉の焼きそば

昨日のおっさんひとり飯 えんどう豆と油揚げの卵とじ

豚肉の焼きそばと、えんどう豆と油揚げの卵とじ。






昼に家でビールを飲むのに、料理を1つだけ選べと言われれば、
ぼくの場合はしょうゆ味の焼きそばだ。

「いやお前は、毎週新福菜館三条店で、昼ビールに餃子を食べて、
最高に幸せ、などと言っているではないか」
と思うかもしれないが、
あれはそのあとにラーメンがあるからいいのであり、
餃子だけでは、一回の食事としては物足りない。


お好み焼きも、ビールに合う。

ぼくも広島にいたころには、よくお好み焼きを食べながらビールを飲んだし、
京都のお好み焼きもうまい。

ただぼくの場合、それよりしょうゆ味の焼きそばが上回るということになる。

ソースよりしょうゆが好きなのは、
ぼくが関東で育ったからではないかと思う。


しょうゆ味の焼きそばを作るのに、
ぼくはもうここ何年も、バカの一つ覚えのように、
ウー・ウェンのやり方を採用している。

豚肉と長ねぎだけで作るのだが、
調味料も作り方もシンプルで、しかも何度食べてもうまい。

昨日は長ねぎがなかったので、かわりに青ねぎとシメジを入れたが、
作り方は基本的に、ウー・ウェンのやり方を踏襲している。

調理時間も10分もかからず、あっという間に出来てしまう。


フライパンにサラダ油を引いて強火で熱し、豚肉100グラムを炒める。

しょうゆ味の焼きそばの作り方(1)

肉の色が変わったら、
酒としょうゆ大さじ1、おろしショウガ小さじ1/2の合わせ調味料を入れる。


ひと混ぜし、一呼吸おいてから、
ざく切りの青ねぎとシメジ、そして焼きそば麺を入れる。

しょうゆ味の焼きそばの作り方(2)

タレを焼きそばに吸わせるようにしながらよく炒め、
味を見て塩を足し、コショウ少々をふる。


豚肉とネギ、焼きそば麺、それに調味料、
すべての味が最高にマッチしている。

しょうゆ味の焼きそば

初めて入れてみたシメジもよく合った。






ビールを飲んだら30分くらい昼寝して、
いつものカフェで仕事をした。

「ビールは昼に飲むのがうまい」
とまで思うぼくが、
なぜこれまで昼ビールをするのを土日に限定していたかといえば、
平日に昼からビールを飲んでしまうと、
午後の仕事に差し支えるのではないかと思っていたからだ。

しかしそれは、まったくの杞憂であったことが、よく分かった。

おとといといい、昨日といい、昼にビールを飲んだからといって、
仕事の能率が下がることはない。

だいたい昼寝するのだから、
飲み過ぎさえしなければ、ビールなどその間に醒めてしまう。

むしろ昼にビールを飲んだほうが、
精神が安定する効果があるからだろう、
仕事に集中できるような気すらする。


というわけで昨日は、ぐずぐずとビールを飲んでしまったため、
時間が押してしまっていたのを、
猛ダッシュで予定数の仕事を片づけ、家に帰った。

もう2日後に控えた三条会商店街七夕祭りでのライブに向け、
レパートリーが4曲しかなかったから、
なんとかあと1~2曲でも、演奏できる曲を増やしたかったからだ。

何の曲にするか、ずいぶんあれこれ迷った結果、
さらに3曲を追加することにし、
ライブの曲目は7曲で確定した。

ちなみに曲は、次の通り。
  • エリック・クラプトン:クロスロード、ティアーズ・イン・ヘブン
  • レッド・ツェッペリン:ロックンロール
  • ビートルズ:ゲット・バック、ドント・レット・ミー・ダウン
  • キャロル:涙のテディ・ボーイ
  • 斉藤和義:歩いて帰ろう
いずれもぼくが思い入れがあったり、好きだったりする曲だ。

古い曲が多いから、若い人は知らない人が多いと思うが、
ウケは狙わず、自分が好きなものだけを真っすぐぶつけることにした。

あとは今日明日と、スタジオで猛練習をして、
明日にはそれなりに演奏できるようにする予定。






晩酌は、昨日も野菜を中心とした軽いもの。

えんどう豆と油揚げの卵とじ

えんどう豆と油揚げの卵とじ。


鍋に1/2カップの水を張り、ちりめんじゃこ1つまみを2~3分煮てだしを取る。

えんどう豆と油揚げの卵とじ

大さじ1/2の酒とみりん、砂糖、小さじ1/2の砂糖で味をつけ、
油揚げとえんどう豆を5分くらい煮て、溶き卵をまわし入れ、
フタをして一呼吸おいたら火を止めて、半熟加減になるまで蒸らす。

えんどう豆は、生のまま冷凍したのを使ったが、
水煮を使う場合でもやり方は同じでいい。


ナスの塩もみ。

ナスの塩もみ

夏のナスは、アクも少なく甘みもあって、
塩ひとつまみをふってしばらく置き、よく絞るだけで、
薬味や調味料など何も入れずにそのまま食べて、十分うまい。


オクラおろし。

オクラおろし

サッと塩ゆでして小口に切ったオクラと、
水気をかるく絞った大根おろしをよく混ぜあわせ、
冷蔵庫に30分ほど置いてから、さらにちりめんじゃこを混ぜ、
ポン酢しょうゆをかけて食べる。

これは檀一雄レシピで、
「ネバっとさわやか」な感じが、夏にうってつけ。


それから冷やしトマト。

冷やしトマト

京都産のトマトは味が濃くてうまい。






晩酌の酒は、いつもと同様、
支度をしながら焼酎水割り1杯、晩酌しながら冷や酒を2合飲み、
食べ終わってからウイスキーの水割りを1杯飲んだ。

ソファに腰掛け、酩酊した頭で考える。

「ライブで自分が好きな曲を演奏したからといって、
その曲を知らない若い人が、いいと思ってくれるとは限らないけれど、
『昔の曲を思い入れたっぷりに演奏する、変なおっさん面白いな』
と思ってもらえればそれでいい・・・」


「おっさんは、それしかできないからね、何ごとも。」

チェブラーシカのチェブ夫

そうなんだよな、ほんとうに・・・。