昨日は外飲み。
家で料理を作らず、食事も外ですることにした。
スタートは、まずは「スピナーズ」。
昨日はいつもはあまり見かけない、女性のお客さんが3人いた。
女性と少し話して、それから「Kaju」へ。
時間が早めだったのでまだお客さんが少なく、
マスターのKajuさんとゆっくり話ができた。
Kajuさんには、7月6日七夕祭りライブの衣装について相談してみた。
Kajuさんは、本音をズバリという人なので、
何かを相談するには頼りになる。
「やはり無名の素人がやるのだから、インパクトが必要だと思い、
加トちゃん式のハゲヅラに腹巻、猿股でやろうと思うんですが・・・」
Kajuさんは答える。
「たしかに、加トちゃんの格好をしたおっさんが、
ギンギンのロックをやるとか、いいかも分からないですね。」
(さすがKajuさん、年も近いし、ぼくの意図をよく汲みとってくれる・・・)
ぼくは思った。
「それか昔プレスリーが着ていたような、
腕にヒモがたくさん垂れ下がったやつもいいかもしれないですよ。」
(なるほど、その手もあったか。
それにリーゼントのかつらを合わせれば完璧だ・・・)
Kajuで頼んだのは、まずキムチ。
Kajuさんの自家製キムチはとてもうまいとぼくは思う。
昨日はさらに、自家製のカクテキと盛り合わせになっていて、
このカクテキがまた、カドが一切ないまろやかな味でうまかった。
それからギョウザ。
ニンニクではなく、ショウガが利いていて、
これもぼくは大好きな味だ。
生ビールに焼酎を飲んでKajuを出て、
カウンター式の焼肉屋「川勝屋」へ向かった。
阪急大宮駅横にある不二家のビルに、3ヶ月ほど前にできた店で、
一度行ってみたいと思っていた。
お店の人に話しを聞くと、この店は、
フランス料理屋の姉妹店なのだそうだ。
そのフランス料理屋では牛を一頭買いしているが、
フランス料理だけだと、どうしてもホルモンが余ってしまう。
そこでホルモンを使い切るため、この店をオープンしたとのことだった。
頼んだのは、生ビールとミックスホルモンのセット。
これで1000円で、ホルモンはどれも新鮮。
さらにお店がオススメの、「ウルテ」というのも頼んでみた。
牛の喉仏だそうだが、部位が小さいから、一般にはあまり出回らないそうだ。
一頭買いをしているから出せるとのことで、コリコリとした軟骨がうまかった。
川勝屋では焼酎水割りをお代わりし、
次にイタリア式バル「ピッコロ・バンビーノ」へ向かった。
本当はパスタが食べたかったが、
料理の注文は11時までで、行った時にはもう終わっていた。
そこでカウンターに並んでいた、自家製のパン。
もっちりとしていてうまい。
それからやはりカウンターに並んでいた、
イタリア式南蛮漬け「エスカベッシュ」。
豆アジは、骨までやわらかい。
ピッコロバンビーノでは赤ワインを一杯飲み、
それからまた「スピナーズ」へ戻った。
カウンターに熊の男性と九十九一似の男性がいたから、
ぼくはその間に入れてもらった。
あれこれ話しながらウイスキーの水割りを2杯飲んだら、
時間はもう、2時近く。
早くから飲みはじめ、もうかなり酔っていたぼくは、
まだ残っていた熊の男性に別れを告げ、家に帰った。
「四条大宮はいい街だね。」
本当に居心地がいいよ。