昨日の晩酌は・・・。
豚の肉じゃが。
肉じゃがは、関西では牛肉で作るものだけれど、関東出身のぼくにとっては、豚肉のほうが馴染みがある。
ぼくの母親は肉じゃがを作らない人だったから、ぼくが肉じゃがを初めて食べたのは、高校になって酒を飲みはじめ、友達何人かと初めて行った新宿の居酒屋だった。
って、「高校になって酒を飲みはじめ」などと書くと、最近の若い人には、「どれだけ不良だったんだ」と思われるかもしれないですが、ぼくが高校生の時代には、高校生になって酒を飲みはじめるのはごくごく普通で、よっぽど真面目な生徒以外は、「遊ぶ」といえば、麻雀をするか、酒を飲むかだった。
飲み屋にも問題なく入ることができ、飲み屋も高校生に酒を飲ませたからといって、警察に指導を受けるようなことはなかったと思う。
ぼくは麻雀はあまりしなかったけれど、酒を飲むのは好きで、友達と連れ立っては、よく新宿に飲みに行っていた。
いつもは大ガードのあたりの地下にあったパブへ行っていたのだけれど、その日は初めて、居酒屋へ行ってみようということになり、分かったような顔をしながら注文したつまみの一品に、肉じゃががあった。
豚コマ肉が入り、薄口醤油で炊いてあって、とてもうまいと思った記憶がある。
というわけで、昨日はこの豚肉入りの肉じゃが。
醤油は普通の醤油でも問題ないけれど、薄口醤油を使うと色が淡く、きれいに仕上がる。
肉じゃがの作り方には、汁を残すやり方と、すべてに詰めてしまうやり方がある。
高校のときに食べた肉じゃがは、汁が残っていたけれど、ぼくは汁をすべてに詰めてしまうほうが、ジャガイモがホックリと仕上がって好き。
まずは1カップ半の水でだし昆布といりこを5分くらい弱火で煮て、だしを取る・・・。
だしは削りぶしでも問題ないけれど、いりこだと濾す手間が省けるので本当にラク。
酒とみりん、薄口醤油を大さじ2、砂糖を大さじ1、おろしショウガ小さじ1で味をつけ・・・、
ジャガイモ大2個、ニンジン1/2本をザクザクと切ったの、それに豚コマ肉200グラムを、フタをして、強めの中火で10分煮る。
10分たったらフタを外し、玉ねぎ一個をザク切りしたものを加え・・・、
上下を返しながら、汁をすべて煮詰める。
万が一汁が早くなくなってしまった場合は、水を少し足すようにする。
青ねぎと七味唐辛子をかけて食べる・・・。
非常にうまいです。
あとはみょうがと大葉の冷奴。
削りぶしにおろしショウガ、ぽん酢醤油。
昨日も非常に快調に仕事をした。
いやもちろん、頑張って仕事をするのは当たり前のことだから、わざわざ自慢げに書く必要もないのだけれど、ぼくとしては、2日も続けて仕事を頑張るのは珍しいことだから、こうして書きたくもなるというわけ。
ぼくはもし、食うに困らぬ金があれば、仕事などせず酒ばかり飲んで生きていきたいと思うけれども、食うに困らぬ金はないから、仕事はしなくてはいけない。
しかも仕事をもらっている広告会社から、原稿料を前借りしている上に、さらに先日、追加で前借りしてしまったから、これは頑張って仕事を消化しなければいけないことは、言うまでもない話だ。
昨日も段取り良く一日を過ごしたおかげで、歯医者と床屋へ行ったにもかかわらず、7時半にはノルマが終わった。
それから2時間ほどギターの練習をし、晩酌の支度も手際よくやったら、11時過ぎにはスピナーズへ行けた。
さらに昨日は、スピナーズでは水割りを2杯だけ飲んで、さっくりと引き揚げて来られたから、1時過ぎには布団に入れた。
なんと健康的。
今朝は土曜日としては画期的に、8時過ぎには起きられたから、このブログを更新したら、いつもは行くのが夜になってしまう新福菜館三条店へすぐに行き、きちんと昼から、ビールを飲もうと思っている。
「早起きしても結局飲むんだね。」
昼に飲むビールがうまいんだよ、これがまた。