昨日のおっさんひとり飯は・・・。
昼ラーメンと、軽い晩酌。
昨日はブログの更新を終えてから、ラーメンを食べに行った。
行くのは毎回同じ、新福菜館三条店。
新福菜館は、京都市内にいくつかある。
京都駅近くには本店があり、京都に来たころ、2~3度続けて行ってみた。
ところが、意味が分からない。
まずいとは思わなかったが、なぜこの味なのかが腑に落ちない。
それが三条店へ来て初めて、味の意味が納得できた。
「なるほど」と思い、感動した。
新福菜館の他の支店へも、いくつかは行った。
しかし多くは、味を変えている。
新福菜館は戦前の創業だから、
戦後に生まれた現代のラーメンとは、味が大きく違うところがある。
おそらくそれを、「時代遅れ」と見たのだろう。
他の支店では普通のラーメンと同じような味付けがされ、
新福菜館の大事な特徴が消えてしまっている。
しかしもちろん、これは好みの問題だ。
「三条店より本店のほうがおいしい」という人も少なくないし、
「本店も朝の時間帯は一段とうまい」と言う人もいる。
昨日もいつもの通りキムチと餃子を肴にビールを飲み、
ラーメンを食べた。
新福菜館からの帰り道、三条会商店街で少し買い物をし、
八百屋のご主人や、魚屋、豆腐屋の若大将と話をした。
商店街の副会長でもある八百屋のご主人は、
7月6日の七夕祭りでぼくが演奏する場所を、
「商店街事務所の横」と決めてくれていた。
「いい場所を取ってくださり、ありがとうございます。」
ぼくはご主人にお礼を言う。
「人も集まりやすいと思いますよ、頑張ってください。」
ご主人は嬉しそうに、目をクリっとさせながら答える。
若いころギターを弾いていた魚屋の若大将は、
ぼくがYouTubeに投稿した動画を見てくれていた。
「レッド・ツェッペリンのあの曲を、あんな風に弾かれるのはすごいですね。」
『ロックンロール』はぼくが高校のころから大好きな曲で、
それを今回、初めて弾けるようになった。
「今はYouTubeで弾き方を詳しく解説した動画がありますから、
レコードを聞いてコピーするしかなかった昔から比べると、
ほんとに夢のようですよ。」
七夕祭りでの演奏は、あとは時間を何時からにするかが問題だった。
「30分くらいの内容を、2回くらいやろうと思うんですが・・・」
八百屋のご主人は少し考え、
「人が集まり出すのは6時くらいからになると思いますから、
6時半からと7時半からの2回ということにしましょうか?」
とりあえず、そうさせてもらうことにした。
家に帰ると、もう6時になっていたが、強烈な眠気が襲ってきた。
「今から寝たら、夜寝られなくなるかもしれない」とは思ったが、
それから2時間、たっぷりと夕寝をした。
夕寝から覚めたら、ギターを1時間ほど弾き、
シャワーを浴びて、晩酌の支度をはじめる。
ラーメンを食べたばかりだったから、
晩酌は軽いもので済ませることにした。
ちぎりコンニャクの煎り煮。
スプーンでちぎったコンニャクを、フライパンで乾煎りし、
酒と醤油で、煮汁がなくなるまで煮含める。
キャベツの酢みそ。
塩ゆでし、水気を絞ったキャベツを、
同量くらいの白みそと酢、砂糖とからし少々で和える。
甘長とうがらしが余っていたから、炊くことにした。
中火にかけたフライパンにゴマ油とちりめんじゃこを入れ、
ヘタを取った甘長とうがらしをサッと炒める。
とうがらしに軽く焦げめがついたら、
1カップの水と大さじ1ずつの酒、みりん、しょうゆ、
それに砂糖と塩少々を入れる。
落としブタをして中火のまま10分ほど炊き、
煮汁が少し残るくらいまで煮詰める。
好みで一味を振ってもいい。
とうがらしがクッタリと柔らかくなったのが、しみじみうまい。
シメジも余っていたから、炒り卵にした。
シメジをオリーブオイルでサッと炒め、
塩少々を加えた溶き卵を注ぎ入れて炒り卵にし、コショウをふる。
油揚げの焼いたの。
フライパンでサッと焼いた油揚げに、
刻んだ大葉とおろしショウガを添え、ポン酢醤油をかける。
ツマミを作りすぎてしまったおかげで、
作っている最中に焼酎水割りを2杯飲み、
さらに冷や酒を、食べながら2合飲んだ。
12時半に食べ終わり、おとなしく寝るはずだったが、
どうしても、ギターが弾きたくなった。
分かってはいたが、弾きだしたら止まらない。
けっきょく1時間以上も弾き、布団に入ったのは2時過ぎになった。
「たくさんの人が演奏を聞いてくれるといいね。」
楽しんでもらえるように頑張るよ。