昨日の晩酌は・・・。
サバ寿司と、船場汁。
あとはオクラ納豆、冷やしトマト。
一昨日仕込んだしめサバが、昨日は食べ頃になっているわけで、これをどうやって食べたらいいかといえば、やはり一番うまいのは、サバ寿司だと思うんですよね。
ぼくは江戸前の寿司ネタでも、サバが一番好きなんですが、京都へ来たら、また名物のサバ寿司がうまいこと・・・。
話はちょっと反れるんですが、江戸前の寿司ネタで、一番人気といえば、やはり「トロ」だと思うんですが、トロはもちろんぼくもうまいと思いますけど、要はただ切って出すだけじゃないですか。
「そんな簡単なものじゃない」とか言われるかもしれないですけど・・・。
それに比べてサバの場合、酢じめにしないといけないわけですから、そのしめ加減とか、味加減とか、職人の工夫の余地があるわけですよね。
職人の工夫を味わうのが、ぼくは、寿司の楽しみなのではないかと思ったりするんですよ。
だからどうしたって話なんですが・・・。
でもそこで、エライのはサバだと思うんです。
サバは、生で刺身で食べても、あまりおいしくないんですよね。
ところがこれを酢じめにすると、「え、ほんとに?」というくらい味が変わっておいしくなる。
だから職人も、腕の奮いがいがあるというか、サバのおかげで、職人も腕を奮うことができるんだと思うんです・・・。
ますますどうでもいいっすね。
というわけで、サバ寿司の話にもどりますと、サバ寿司はしめサバを寿司めしに乗せればいいというだけですから、それほど難しい話ではありません。
って、いやもちろん、こういう一見簡単そうに見えるものほど、奥が深いということになったりするわけですが、それはまずは気にせずに、とりあえずやってみるのがいいと思います。
サバ半身に対し、米1/2カップをだし昆布を入れて普通に炊きます。
ご飯がまだ温かいうちに、酢大さじ1、砂糖小さじ1、塩小さじ1/4をよく混ぜ溶かしたものをかけ、しゃもじで横に切るようにしながらよく混ぜる。
そうしたら、濡れたふきんをかけて冷ましておきます。
まな板にラップを敷き、しめサバを置く。
尻尾の細くなったところへ、前のところを少し切って、持ってきたりする。
寿司めしを、しめサバの上に乗せる・・・。
ラップで包んで、よく押して固める。
この状態で、2~3時間置くと、味が馴染んでおいしくなるそうですが、ぼくは時間もなかったので、すぐ食べました。
水に濡らした包丁で切り、皿に盛る。
これは、最高にうまいです。
あとは、船場汁。
塩サバを一本買うと、あらが出るわけなんですが、これを吸い物のだしにすると、本当にうまいです。
あらはサッと湯通しし、水で洗う・・・。
鍋に3カップの水と5センチ角くらいのだし昆布、洗ったあら、それに拍子木に切った大根を入れ、中火にかける。
煮立ったら弱火にし、アクを取りながら15分くらい、大根が柔らかくなるまで煮る。
酒大さじ2、うすくち醤油大さじ1、塩少々で味付けし、さらに5分くらい煮る。
昨日は冷蔵庫にシメジが余っていたので、それも入れました。
お椀によそい、青ねぎをかける。
臭みとかは全くなく、「これがサバか」と思うような、おいしい吸い物になるんですよ。
あとはオクラ納豆。
冷やしトマトも並べてみました。
昨日は7時に起きて、ブログを更新、それからスーパー銭湯でサウナに入り、新福菜館三条店でラーメン。
家に帰って2時間昼寝をし、それからタリーズで6時まで仕事をして、昨日のノルマは達成。
帰ってギターの練習を2時間半し、晩酌の支度をして晩酌。
酒も2合で切り上げ、12時に布団に入ったという、自分としては、やることは全てやり、早寝もしたという快挙だったです。
「やればできるじゃん。」
すぐに元にもどると思うけどな。