小ぎれいで明るい店内。
10人ほどが座れるカウンター席と、奥に座敷もある。
ここは魚料理が中心の店なんだな。
40歳くらいの女将さんと、女性の板さん、それに下働きの女の子の、女性3人でやっている。
お造りから揚げもの焼きもの、各種取り揃えてあります、という感じ。
つきだしは、まず高野豆腐の含め煮。
これは柚子の香りがする。
それからみょうがの寿司。
初めて食べたわ。
あとかぼちゃのすり流し。
かぼちゃを裏ごしして、だしで割りました、という感じのもの。
京都らしいな、いちいち洒落てる。
お猪口は自分の好きなのを選べるようになってるのだが、いちばん小さなのを選んだら、やけに色っぽい柄がついてた。
京都ではしめ鯖のことを、きずしというのだ。
「すし」は寿司だろうが、「き」は何のことかな、「生」なのかな。
これを土佐酢で食べるようになっている。
あくまで洒落てる。
やわらかく揚がっている。
これは岩塩で食べる。
お銚子を2本飲んで、総額3,400円。
べつに高くはないな。
京都風の洒落た魚料理を、落ちついた雰囲気のなかで楽しめる、手頃な店、だな、まとめると。
あおば (割烹・小料理 / 四条大宮駅、大宮駅、二条駅)
★★★★☆ 4.0