2010-08-06

和酒菜処 壬生あおば

家からわりと近くにあり、僕がちょくちょく行くカフェの隣にあって、前から気になっていたのだが、高そうな感じがして二の足を踏んでいた店。
小ぎれいで明るい店内。
10人ほどが座れるカウンター席と、奥に座敷もある。
40歳くらいの女将さんと、女性の板さん、それに下働きの女の子の、女性3人でやっている。

ここは魚料理が中心の店なんだな。
お造りから揚げもの焼きもの、各種取り揃えてあります、という感じ。
つきだしは、まず高野豆腐の含め煮。
これは柚子の香りがする。
それからみょうがの寿司。
初めて食べたわ。
あとかぼちゃのすり流し。
かぼちゃを裏ごしして、だしで割りました、という感じのもの。
京都らしいな、いちいち洒落てる。
お猪口は自分の好きなのを選べるようになってるのだが、いちばん小さなのを選んだら、やけに色っぽい柄がついてた。

注文したのは、まずきずし。
京都ではしめ鯖のことを、きずしというのだ。
「すし」は寿司だろうが、「き」は何のことかな、「生」なのかな。
これを土佐酢で食べるようになっている。
あくまで洒落てる。

タコの天ぷら。
やわらかく揚がっている。
これは岩塩で食べる。

お銚子を2本飲んで、総額3,400円。
べつに高くはないな。
京都風の洒落た魚料理を、落ちついた雰囲気のなかで楽しめる、手頃な店、だな、まとめると。


あおば 割烹・小料理 / 四条大宮駅大宮駅二条駅
★★★★ 4.0