ほんとはこんなこと、ネットで調べればすぐ解るのだが、レシピとかを見てしまうと、絶対に余計なことが書いてあって、思った通りにするのをためらうことになってしまうので、見ないほうがいい。一人暮らしの料理というのは、失敗しても誰に迷惑をかけるわけではないのだから、だったら思った通りにやって、失敗したほうがよっぽど楽しいのだ。
でその秋鮭だが、僕が行った時間が遅かったためか、切り身はすっかり売り切れていたのだが、おお神よ、ありがとうございます、アラは二つばかし、きっちり残っていたわけで、僕は切り身より、アラの方がよっぽどいいに決まってる、早速買って帰ったというわけだ。アラはふつうの切り身より脂がのっててうまいのに、しかも安いという、ほんとにこんないいものはない。
ちなみにスーパーマツモト、塩サバは売ってるのだが、生サバは売っていない。サバはそろそろシーズンだし、グルメシティーや西友ではふつうに売ってるので、スーパーマツモトでは「生サバは出さない」という判断をしているということだ。スーパーマツモトは、京都府亀岡市に本社がある、京都系のスーパーなわけだから、そこが生サバは置かないという判断をするということは、京都の食生活を反映しているものがあるのだろうな。
だいたいレシピを見ると、もっとほかに、いろいろ入れたり、手をかけるようになっていたり、するに決まっているのだ。でもほんとにその調味料や手間が必要なものなのかどうかは、思い付くいちばん単純な方法でやってみないと解らない。単純な方法でやってみて、問題があれば、調味料や手間をふやすというようにする。
菜っ葉は、こないだも使った「はくさい菜」。白菜と青菜の中間みたいなやつで、198円と安いから、絶対に余るに決まっている白菜の1/4カットと、今日398円もした春菊を買うことを考えると、とても合理的なのだ。味もまさに、白菜と青菜の中間。