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2010-09-13

新福菜館 三条店

新福菜館三条店、前に食べてから一週間がすぎたら、たちまち禁断症状が出てきた。
ほんとは他に行きたい店も、ないではないのだが、こうなると、行かないわけにはいかないのだ。
この特定の店のラーメンが、禁断症状を起こすって、どういうことなのかな。
ネットのクチコミで、醤油味がきついほかのラーメン屋についても、「クセになる」ということが出てたから、あのコッテリした醤油味が、中毒の理由なのかな。
まあしかし、食えばうまくて、満足して帰るから、まったく問題はないのだ。

新福菜館三条店の、味わい方として、もちろんラーメン自体がおいしいことは、言うまでもないのだが、もうひとつ、カウンターに座って、店員が働いているのを見ていることが、これがけっこうほのぼのとして、癒されるのだ。
大将はすらっとした、ヒゲを生やした二枚目で、以前JAYWALKの中村耕一に似ていると書いたことがあるのだが、中村は覚せい剤で捕まってしまって、そんなのと比べてしまったのは申し訳なかったな。
黙々と、淡々と、麺をゆで、ラーメンを作る、その後姿が、昭和の男という感じがして、なんともいいんだな。
そこへ女将さんとか、店員やバイトの子達、バイトは中国人が多いのだが、あと先代のご夫婦らしき人も、店に出ていることがあり、それが行き来し、互いにちょっと話し、という光景を見ていると、なんとなく、テレビのホームドラマを見ているような、そんな気がしてくるのだ。
店員やバイトは、みんな良さそうな子たちだし、女将さんが大将を、愛しているんだろうな、という様子も、そこはかとなく伝わってきて、とくべつ何も、変わったところのない光景なのだが、いいものを見ているような、そんな気がしてくるのだ。

この店に来ることについて、ひとつだけ欠点があるとすれば、かならず服に、汁をはねこぼしてしまうのだ。
今日は予想して、黒いポロシャツを来ていったが、短パンの方にはねてしまった。
かなり気をつけて、食べるようにしているのだが、ダメなのだ。
だから家に帰るとかならず、服をつまみ洗いすることになる。
まあしかしこれは、ラーメン食いの宿命かな。