きのう初めて行った「啓ちゃんのスタンドバー」でも、たまたまそこが禁煙で、ママが最近、幾多の挫折の末に禁煙に成功したということだったものだから、世の禁煙ファシズムについて語りはじめて、まあまだそれほど酔っ払ってなかったから、初対面のママに不愉快な思いをさせるということはなかったと思うが、けっこう危なかった。
ママにはアフターでKajuへ行くということまで、約束させられていたのだ。
都へは、このブログがきっかけで知り合った大河内さんといっしょに行った。
僕が久しぶりに外で飲むというまさにその日に、タイミングよく、これから飲みませんかと連絡をくれていたのだ。
僕はカラオケのレパートリーにかんして、きのう画期的に広がった。
「年代」で検索できることがわかり、1973年とか、74年とか、そのあたりの歌が、僕にとってほんとに懐かしい、胸がキュンとくるようなものばかりなのだな。
やはり小学校高学年くらいの、自分の好みが芽生えはじめるころに触れたものというのは、それ以前のものとも以後のものともちがう、独特な思い入れがある。
お勘定は書くなと言われているから書かないが、この日も圧倒的に安かった。
他のお客さんはじきに引けて、お客は僕たちだけだったので、また僕が語ること語ること。
えみちゃんが途中で話を変えようとするのをまた戻し、京都のラーメンについて延々と語ってた。
僕は自分が語るか、まったく黙るかのどちらかで、人と会話のキャッチボールを楽しむということが、ほんとにできないのだな。
まあマスターもえみちゃんも、わかっているから、適当にあしらってくれるのだが。
しかしこうやって、初めての地京都で、僕の長話に付き合い、いっしょに飲んでくれる人がいるというのは、ほんとにありがたいことだ。
大河内さんは途中で帰ったが、僕はあまりの気持よさに時間を忘れ、気付いたら午前2時の閉店時間。
何杯飲んだかよく覚えてない。
餃子の王将、朝の8時までやってるそうだ。
それでまた10時から営業。
すごいな。