今日の晩酌は・・・。
昼にラーメンを食べたから、買い物へは行かず、冷蔵庫に入っている野菜だけでつまみを作ることにする。
まずはセロリ。
じゃこ炒めにする。
皮をむき、細く切ったセロリをゴマ油でさっと炒める。
ちりめんじゃこを加え、しょうゆを鍋肌から流し入れる・・・。
ナスはゆでる。
5~10分、箸ではさんでやややわらかくなるまでゆでたナスを常温で冷やす。
やさしくしぼって輪切りにし、ショウガじょうゆをかける。
大根は塩もみ。
せん切りにした大根を塩でもむ。
10分ほどおいてよくしぼり、すりゴマをかける・・・。
万願寺とうがらしは焼く・・・。
焼き網でかるく焦げ目がつくまで焼いて、削りぶしにポン酢しょうゆ。
玉ねぎに水菜があったから、ツナ缶とあわせてサラダにする。
ドレッシングはオリーブオイルにポッカレモン100、塩コショウ・・・。
いただきます。
野菜はいくらでも食べられる・・・。
空気が読めないおっさん、余計なことを口走って和久井映見を怒らせることも多い。
だから最近では、和久井映見の機嫌が悪そうなときには黙ることにしている。
昨日もラーメンを食べに行こうとバスを待っているとき、土砂降りの雨と低い気温で和久井映見は何も話さない。
そこへ名古屋の友達から電話がかかってきた。
女4人に男1人で昼から酒を飲む友達は、おっさんと和久井映見の話で持ちきりになり、浮かんだ疑問をたしかめたいという。
「和久井映見は和久井映見に似ているのか・・・」
「和久井映見はじき東京へ帰ってしまうのか・・・」
「和久井映見はチェブ夫同様、おっさんの妄想の世界にだけ生きる実在しない人物ではないのか・・・」
さらに和久井映見がたしかに存在することを確認するため「電話を代われ」という。
でも和久井映見の機嫌を損ねることを恐れて電話を代われないおっさん。
上の空で説明だけして電話を切った。
あとで聞いたら和久井映見、
「それなら代わってくれたらよかったのに・・・」
「チェブ夫、電話を代わればよかったのかな」
「それはともかく僕のことを実在しないだなんて言うのはひどいね」
「あ、チェブ夫も機嫌が悪かったんだ、ゴメン」
「そうやって、すぐ謝ればいいと思うところがまた腹が立つんだよ」