おっさんの今日の晩酌は・・・。
冷蔵庫にいろいろと野菜が残っているから、それを食べてしまわないといけない。
まずは中抜き菜。
油揚げとあわせてじゃこ炒めにする。
フライパンで油揚げをこんがりと焼く・・・。
焼けた油揚げは細くきざんでおく。
中抜き菜をゴマ油で炒める。
しんなりしたら、ちりめんじゃこと輪切りの鷹の爪をくわえる・・・。
油揚げをもどし入れ、しょうゆで味付けする・・・。
油揚げと中抜き菜のじゃこ炒め。
もやしとニラはサッとゆで、ツナ缶で和えてポン酢しょうゆをかける・・・。
豆腐はキムチとちりめんじゃこをのせ、ゴマ油をたらりとかける。
キュウリは塩でもみ、梅かつおをのせる・・・。
サンマを焼く。
火が強すぎた・・・。
いただきます。
しょうゆがしみた、さっくりとした油揚げとほの辛い中抜き菜・・・。
おっさんは、料理をするとき本やネットのレシピを見てしまうと、料理がつまらなくなると思っている。
基本的に自分のために料理をするから、自分の食べたいものだけを食べたい・・・。
だから何を作るか考えるとき、まずは自分の食べたいものが何なのかを考える。
はじめは「豚肉」とか「ナス」とか、漠然としていたものが、だんだんはっきりとした料理の姿をあらわし、料理の工程までが思い浮かぶようになる・・・。
ところがここで、ほんとにこの作り方でいいのか不安になってレシピを見ると、すべてが台無しになってしまうとおっさんは思う。
レシピには、自分が思っていたのと絶対にちがうことが書いてある。
そうすると、レシピのほうが正しいように思ってしまい、自分が思ったとおりに作る勇気が失せてしまう・・・。
だからまずは自分が思ったとおりに作ってみて、とりあえずそれを食べてみる。
おいしければそれでいいし、おいしくなければ、そのときはじめてレシピも見ながら、どうしたらおいしくなるかを考える。
それが料理のたのしさだとおっさんは思う・・・。
「このごろは、食べられないほどひどいのは少なくなったね」
バラすなよ。