今日のおっさんの晩酌は・・・。
昨日の鯛のあらがまだ残っているし、カブの浅漬けもある。あとは冷奴に、八百屋で小松菜を買って豚肉と炒めることにした。
小松菜と豚肉の炒め物は定番だけど、味付け次第で趣きが変わるからな。
ニンニクを入れると他のおかずと合わなくなるし、いつも通りしょうゆに削りぶしで味付けしようかとも思ったけれど、今日はオイスターソースを使ってみることにする。
サラダ油で豚肉、それから小松菜を炒める・・・。
小松菜がしんなりしたら、合わせ調味料を入れる。
合わせ調味料は、日本酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、オイスターソース大さじ1、それにおろしたショウガを少々・・・。
小松菜がやわらかくなるまでよく炒める。最後に味を見て、塩加減をする。
なかなかうまいっす。
青菜も豚肉も、どちらもクセがあるけれど、それを合わせるとお互いがうまく補い合うようになるのが僕は好き。
昨日の鯛のかぶと煮もうまい。
和久井映見に、
「私のどこが好きなの」
と聞かれた。
好きなものは「好き」なのであり、それ以上のことはないと思ったけれど、それでは質問の答えにならないから、もう少しなにか言うことがないか考えてみる。
和久井映見とは、まず一緒にいると居心地がいいということがある。
食べ物の趣味がわりと合うところが多かったりするから、あまり無理して合わせる必要がない。
考え方も、似ているところがあると思う。
意見は食い違うことも多いけど、考える道筋が似ているから、どうしてそういう意見をもつようになったかはわかりやすい。
でも「居心地がいい」とか「似てる」とかいうのは、「好き」とはちょっと違うなともう少し考えてみると、僕が好きなのは、和久井映見の天真爛漫なところだと思いあたった。
和久井映見も長年会社で仕事をしてきているから、仕事モードになると物事をクールに分析し、かなり辛辣なことも言う。
ところが和久井映見はその奥に、小学5年の女の子のような無邪気なところを残していて、それが何ともかわいらしい・・・。
「ツンデレに弱いんだね。」
そういうことか。