今夜は外飲み・・・。
広島の友達D君、それに和久井映見と3人で、和久井映見が京都で知り合いになったシェフから教えてもらった店へ行くことにする。
チェブ夫も同伴。
この店は、乾杯のビール以外は日本酒しか出さないという、かなりのこだわりがあるところ。
全国津々浦々の日本酒はどれも、1合800~900円。
おまかせにすれば、料理にあった日本酒を見つくろって出してくれる。
まずは乾杯。
突き出しは、穴子をやわらかく煮たの・・・。
料理はまず、甘鯛のお造り。
プリプリと活きのいいのが、1人ならこれだけでお腹が一杯になってしまうのじゃないかというくらいの、信じられないような量で1,500円・・・。
サンマのなめろう・・・。
これも活きのいいのが、おにぎりかと思うくらいの量で出てきて700円。
クエのあら炊き。
ホクホク・・・。
秋ナスのショウガあんかけ・・・。
ていねいな仕事をしているのが感じられる。
「お酒も料理も、どれもおいしいねえ」
値段も安いし、ここはおすすめだな。
魚とお酒 ごとし
京都市中京区高倉通二条下ル瓦町543-1 EDU高倉 1F
075-255-4541
食事を済ませ、四条大宮「スピナーズ」へ移動して、さらに近くの鉄板焼き屋へ。
テーブル席に3人ですわり、あれこれと話をする。
「デートに第三者が入るのはいいものだ・・・」
おっさんはうれしくて仕方ない。
友達D君は立場上、おっさんを持ち上げることになるから、おっさんはいい格好ができる。
おっさんがD君と、和久井映見とは話をしない話題について話せば、和久井映見にいつもとはちがう自分を見せられる。
和久井映見もD君の手前、「おっさんの彼女」としてふるまう。
D君がトイレなどに立った時、和久井映見と2人だけの話ができるのもまたいいものだとおっさんは思う・・・。
「D君には、またデートにくわわってもらおう・・・」
その時、おっさんの手からグラスがすべり落ち、ハイボールがズボンを濡らし、グラスは床にくだけ散った。
店員のお兄ちゃんに平謝りをしながら、くだけたグラスの片付けを手伝うおっさん・・・。
「まったくデレデレしてるからだよ」
ほんとにシマリがないな。