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2010-12-17

流川夜の街

「夜景レストラン」が1時ごろお開きになり、みんな飲みに行くかと思ったら、この日は水曜日、カタギの人たちは翌日朝から仕事なのだった。
しかし僕は、深夜の流川、このまま宿で寝てしまうのはあまりにもったいないので、ちょっと探索してみることにした。

深夜に煌々と店をひらく、あやしい洋品店。
心ときめくものが色々売っていそうだ。
しかしこういうドレスって、オネエちゃんたち、みんな自前なのか。
大変だな。

とりあえずラーメン食べてみることにした。

「支那そば」ということだったから、昔ながらのラーメンに挑戦しているのかと思ったら、かつおだしとのダブルスープの現代流。

流川薬研堀界隈の、もっともあやしい一帯を一人でぷらぷら歩いているのだが、意外に客引きが声をかけてこない。
あとで聞いたら条例かなにかで、声をかけてはいけないことになったのだそうだ。
まあしかし、ほとんどがエッチ系のお誘いで、もうこの年になると、付いてるものは誰でも同じのエッチなお遊び、わざわざ広島まで来てする気にはならないのだ。

あと気がついたのが、広島は外国人が少ないな。
中国人もフィリピン人もぜんぜん見かけなかった。

というわけで入ってみることにしたのはこの店。
看板を見るととても素朴な感じがするのだが、入ってみるとふつうにキャピキャピしたガールズバー。
ガールズバーというのは、最近ニョキニョキと増殖しているが、これはキャバクラとちがって、オネエちゃんが隣りに座らず、カウンターの向こうがわで相手をしてくれるようになっているので、風営法のシバリを受けないのだ。
だからキャバクラやスナックが12時には終わってしまうのに対して、ガールズバーは朝までやっても大丈夫ということになる。

僕は例のごとく調子にのって、飲み物を2杯飲み、オネエちゃんに2杯おごり、カラオケを5曲歌って、「ほんとにうまいですね」とか言われていい気になり、総額5,300円。
この店、オネエちゃんもけっこうかわいいし、飲み物もべつにせがんではこないし、値段も看板に書いてある以上取られることはなく、けっこうよかったです。

もう一杯ラーメン。

ちょっと臭みのあるスープの、本格長浜ラーメン。
なかなかうまかった。
しかし一日ラーメン3杯は、どう考えても食べ過ぎだろう。

薬研堀のサウナ「ニュージャパン」に宿をとり、マッサージを注文。
出てきた60歳のおばちゃんに、「できるだけエロくやってくれ」とあり得ないお願いをする馬鹿な僕。
それを嫌な顔一つせず、やさしく応対してくれたおばちゃん、どうもありがとうございました。