ハマチかま煮付けと蕎麦のワンプレート。
相変わらずツイッターで、日本と外国の色んな人が作る料理を見てまして、
特に外国の場合、「ワンプレート」がすごく多いんですよね。
だいたい、肉や魚を煮たり焼いたりしたものと、パスタや米、ジャガイモなどの炭水化物、
それにブロッコリーやサラダなどの野菜類と、
ひと通りのものが全て一皿に並ぶようになっている。
日本人としては、最低限の食事を「一汁三菜」と言ったりしますが、
やはりご飯茶碗を入れて5皿は、食卓に並んでいてほしいところではないかと思います。
そこが日本と外国の大きな違いだと、ツイッターを見ていて思ったりするんです。
理由はいろいろ、想像はできますよね。
例えば外国では、食事を食べるのにナイフとフォークを使うから、
小さな皿がゴチャゴチャ並んでいると、食べにくいんじゃないかとか・・・。
また例えば、日本には醤油とか味噌とか、便利な調味料があって、
料理をたくさん作っても味つけはそう大変ではないけれど、
外国の「ソース」は、缶詰などもあるにせよ、基本は煮込んで作るから、
それを一回の食事でそう何種類も作るわけにはいかず、
ソースを作った、肉料理なら肉料理とその他のものを1つの皿に入れることで、
一緒に味つけするようにしているんじゃないかとか・・・。
まあ真偽のほどは分かりませんが、
ぼくもあれだけおいしそうなワンプレートの写真を見ていると、
自分でもワンプレートを作ってみたいなと思うわけです。
それで昨日、やってみたのは、
ハマチかま煮付けと蕎麦のワンプレート。
べつに魚は、ハマチかまでなくても、鯛アラであろうが、カレイであろうが、何でもいいわけですが、
とにかく魚を煮付けるときに、ゴボウやら、豆腐やら、小松菜やら、
一緒に煮るとオイシソウなものを片っ端から入れてしまう。
それを蕎麦といっしょに皿に盛り、上から煮汁をタラリとかけて、食べるという話です。
蕎麦以外は鍋1つで出来てしまうから作るのも手軽だし、
洗い物も少ないし、
せっかくのおいしい煮汁を有効活用できるしで、
これはナカナカいいっすよ。
(作り方)
- 鍋にだし昆布と、サッと湯通しし、よく水洗いしたハマチかま、ささがきにし、水にさらしたゴボウ、大きめに切った豆腐、それに水カップ1、砂糖大さじ2、酒とみりん大さじ3を入れ、落としブタをして強めの中火にかける。
- 沸騰したら5分煮て、ざく切りの小松菜と醤油大さじ3を入れ、さらに5分煮る。
- ゆでて水にさらし、熱湯で温めた蕎麦といっしょに皿に盛り、煮汁をさらに好きな加減まで強火で煮詰め、上からかけて、小口切りにした青ねぎをふる。
昨日は晩酌で、熱燗を2合。
やはり炭水化物をいっしょに食べると、酒の量は少なくても満足できる。
この頃は晩酌前の酒はガマンして、肴が出来てから飲み始めるようにしてるから、
酒の量は正味で2合、本当に健康的。
ちなみに1日2合の酒は、飲まないより飲んだほうが、長生きするそうですよ。
ってぼくは、べつに長生きは、したいと思っていませんが。
11時頃には晩酌を終了、スピナーズのことがチラリを頭をかすめるけれど、
もう眠くなっていたので布団に入ることに。
すぐに寝入り、起きたのは朝6時・・・、だったら良かったのだけれども、
パッチリと目が覚めたら、部屋はまだ暗い。
時計を見たら、朝の4時。
二度寝しようとしたけれど、もう寝られる感じがしないから、起き出すことに。
本当なら、布団の中で本でも読むか、あるいは仕事を早々に始めてしまってもよかったと、
今になれば思うけれど、
朝の4時に寝ることはあっても、起きたことなどなかったぼくは、何をしていいか分からない。
そうなると、ぼくの馬鹿な頭が考えることは、スピナーズ。
「この時間なら、まだ開いているに違いない・・・」
そこで服を着替え、出かけることにした。
スピナーズでは、熊の男性を初めとして、常連さんがまだ何人もいた。
ぼくはビールを注文、飲み始めると、ラーメンの話で盛り上がる。
「天下一品のラーメンは、ぼくにとってはもうラーメンとは別の、『天下一品』という食べ物ですから・・・」
京都の人は、天下一品の話になると、目の色が変わる。
でも大学から京都へ来た熊の男性は、天下一品にはそれほど思い入れはないようだ。
「ぼくは第一旭たかばし本店の、朝5時に開店してすぐのラーメンが、一番好きですね・・・」
その話を聞いて思い出した。
早朝の第一旭は、前々から食べてみたいと思っていたけれど、徹夜明けではさすがにツラく、まだ行ったことがなかった。。
でも今日なら、一回寝ているから元気だし、行くには打ってつけの機会だ。
さらに隣にある新福菜館本店も、朝はおいしいそうだから、何ならハシゴしてもいい・・・。
そこで閉店になったスピナーズを出て、家で始発のバスを待つことにした。
スピナーズでは行く気満々だったぼくだけど、家に帰ると、まただんだん眠気がやってくる・・・。
結局眠気におとなしく従い、ふたたび布団に入ることに。
起きたら9時、もし第一旭に新福菜館へ行っていたら、さらにビールも飲むことになり、一日棒に振るとこだった・・・。
「もういい年なんだから当り前だよ。」
まだ若いつもりでいるんだよな。