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2013-08-31

豚しょうが焼きにゴボウを加え、
きんぴら風にしたらうまかったのである。

昨日はガッツリ豚肉の炒め物が食べたい気分だったので、
ここはやはり、しょうが焼き。

昨日の晩酌 ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き

ゴボウを加え、きんぴら風に仕上げたら、これが大変うまかったのである。



おととい、家でツイッターを相手に明け方まで酒を飲み、
昼になって起きた昨日は、頭のてっぺんから足の爪先まで、目一杯酒が
残っていて、何とかブログは更新したものの、その後仕事をする気がしない。

仕事をする気がしないのなら、他にやることも色々あるし、
飲みに行ってもいいわけだけど、それもする気にならなくて、
家で布団をかぶって寝た。

これはもちろん、失恋とも関係していて、相手に最後に気持ちを確認するメールを
今週の初めに送り、
「もし話をしたいことがあれば、金曜までに連絡をしてくれ」
としてあったから、連絡が来ないとあれこれ後ろ向きなことばかり
考えてしまうわけである。

しかしこれだけ、肉体的にも精神的にも活動レベルが低い時でも、
ぼくは食欲ばかりは、衰えないものと見え、
「豚しょうが焼きをガッツリ食べたい」
と一旦考え始めると、それからどうやって料理するかで
頭の中が一杯になった。



しょうが焼きだが、ただ普通に作るのでは、やはりあまり面白くない。
何かちょっと、変わったものを炒め合わせたいと考えた末、
冷蔵庫にゴボウが入っていたから、それを使うことにした。

ゴボウを入れるのなら、まず味付けは、少し甘めの方がいいから、
しょうが焼きにはいつもは入れない、みりんを入れることにした。
さらにゴマ油に赤唐辛子も入れ、きんぴらのエッセンスを加えることにする。

長ねぎとシメジは定番の味出しとして入れることにして、
さらに向田邦子のアイディアを借用し、大葉をトッピングすることにした。

これだけあれこれ入れてしまうと、とっ散らかった味になるかと思ったけれど、
食べてみたら、これが大変うまかったという話である。



まずはたわしで洗い、ささがきにして水に晒したゴボウ1本を、
ゴマ油少々で赤唐辛子といっしょに中火で炒める。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼きの作り方(1)

ゴボウに火が通ったら、豚コマ肉150グラムを入れ強火で炒める。



豚肉の色が変わったら、斜め切りにした長ねぎとほぐしたシメジ
それぞれ少々を入れてサッと炒め、酒とみりん、しょうゆ、おろしショウガ
大さじ1ずつの合わせ調味料を入れる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼きの作り方(2)

汁を飛ばしながら1分ほど炒めたら、味を見て塩加減し、火を止める。



皿に盛り、細く刻んだ大葉をたっぷりと乗せる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き




香りの物がたくさん入り、深みが増した味になる。

ゴボウのきんぴら風豚しょうが焼き




あとはとろろ昆布のにゅうめん。

とろろ昆布のにゅうめん

器にゆでて水で洗い、熱湯で温めたそうめんと、削りぶし、とろろ昆布を入れ、
お湯を注いでしょうゆで味をつける。
昨日はここにうすい小口に切ったオクラとほぐした梅干しを入れたが、
さわやかな粘り気が出て、また非常にいい。



「彼女からは連絡来たの?」

チェブラーシカのチェブ夫

なかったけど、もう吹っ切れたよ。