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2012-06-11

ゴーヤチャンプルー(豆腐抜き)、旧友との再会


今日の晩酌は、冷蔵庫にいれてあった炒り豆腐としめサバ、キュウリの浅漬にゴーヤチャンプルーで、芋焼酎の水割り。



しめサバは、作ったすぐもいいけれど、1~2日置くと、熟成してさらにうまくなる。




半分残してあったゴーヤで作ったゴーヤチャンプルー、炒り豆腐があるから豆腐は抜き。

代わりに、これも冷蔵庫にあったシイタケを味出しにいれた。




ゴーヤチャンプルーは、具を全部いっしょに炒めてしまうのが、レシピとして一般的だけれど、家庭の非力なコンロでやるのだったら、もちろんそれより、あらかじめ別々に火を通しておいて、最後に合わせるようにした方がいいに決まっている。

ゴーヤとシイタケは、塩をふった水でさっと下茹でしておく。

豆腐を使うなら、それもあらかじめ炒めておく。

そしたらまず肉を強火で炒め、そこに大さじ1くらいの酒、みりん、(うすくち)しょうゆ、それにおろしショウガ少しの合わせ調味料をいれ、強火のままちょっと煮て、アルコールをとばし、肉の味をタレにつける。

それからゴーヤやシイタケ、豆腐をいれて全体を混ぜあわせ、汁気がなくなるまで炒めて、塩で味を加減すれば出来あがり。

たっぷりのかつお節を盛る。






旧友Yが大阪出張のついでに京都に寄ってくれ、ふたりでのみに行った。

Yは中学・高校時代に通っていた英会話教室の仲間で、今は都内の大学病院で医者をしている。

「高野がいつもブログにアップするラーメンを食べてみたい」

というから、まずはキムチと餃子を肴にビールで乾杯。

たがいの近況報告に花が咲く。



僕は旧友と酒をのむと、記憶をなくす確率が高い。

去年の夏、Yに連絡をもらって英会話教室の仲間達とのんだ時も、先生の家で明け方までのみ明かし、やはり終盤のことは覚えていなかった。

しかし今回は、Yは大阪に宿をとっている。

11時ごろには京都を出ないといけないから、記憶がなくなる心配はない。



ラーメン屋の勘定は出してもらい、いつも行くバー「Kaju」へ。

やはり京都へ来たからには、ここは案内しなくてはいけない。

マスターは、最近になって僕が好きになった斉藤和義のライブDVDをかけてくれる。

芋焼酎の水割りをのみながら、音楽の話になる。



そのうち僕は、カラオケへ行きたくなった。

1年ぶりに会ったYと、カラオケで盛り上がるのは、わるくない。

しばらくご無沙汰しているスナックがある。

スナックの勘定はYに払ってもらうことに勝手に決め、そのかわりにバーの勘定は僕が払って、店を出た。



スナックでも、焼酎の水割り。

Yは、

「カラオケなんか4年ぶりだよ・・・」

といいながら、見かけによらぬ、しゃれた歌を次々うたう。

しかもうまくて、高得点を連発。

僕は悔しまぎれに、

「さすが医者になるだけあって、点数を取るのはうまい」

と憎まれ口をたたく。



Yは予定通り、11時前に帰っていった。

「よかった、記憶をなくさなかった・・・」

駅まで見送り、財布をみると、Yにスナックの勘定を出してもらったおかげで、まだ金が残っている。

もう1杯だけ、のみに行くことにした。



鉄板焼屋で角ハイボール・・・。

しかしそれで終わるわけは、もちろん、なかった。



久しぶりのバーへ行き、焼酎水割り。

さらに金が残っていたから、ガールズバーで全額使い切る。



それでものみ足りなかった僕は、家に帰って焼酎水割りを、2杯か、3杯・・・。



翌朝起きて、ツイッターをみてみたら、僕は深夜に、アホなツイートを連発している。

「いやもう、ベロベロっす・・・」



それはまったく、記憶になかった。