この店、知人に教えられて行ったのだが、テーブル席の他にカウンター席があって、そこでマスターやたまたま居合わせたお客さんと、ほっこりとした楽しい時間をすごすことができた。
マスターは九州出身。「九州男児」というと、言葉から来るイメージとして、乱暴者とか一本気とかいう感じがあるが、実は全然ちがって、僕は九州の男は客商売にはものすごく向いていると思う、温厚で人当たりがよく、相手を包みこむような包容力があるのだな。そんなマスターに誘われて、カウンターでは楽しい話に花が咲くと、そういう仕組みになっている。
いつもどおり熱燗。菊正宗もあったが、僕は甘めの白鹿。おちょこには干支の絵が書いてある。僕は寅。
色々うまそうなつまみもあったのだが、腹の調子もイマイチだったので軽いもの。これは万願寺とうがらしを焼いたもの。
この店の自慢は、何といっても魚。マスターは九州も佐賀だから、魚にはうるさい。毎日わざわざ大阪で仕入れてくるのだ。お造りも色々あったが、おすすめメニューに新物のサンマを発見。僕は今年初めてだ。まだそれほど脂は乗ってないが、サンマ君、懐かしいな。今年もよろしくお願いします。
以上のつまみと、お銚子を3本あけて、マスターにビールを一杯おごって、総額3,040円。なかなかいいんじゃないか。マスターにフライパンで魚を焼くやり方を詳しく聞けたのもよかった。
居酒屋 孝べえ (
居酒屋 /
四条大宮駅、
大宮駅、
二条駅)
★★★★☆ 4.0