三条商店街の西友に以前行って、不思議だったことがあるのだが、料理酒の、塩分の入っていないやつが売っていないのだ。上から下まで探して、店員にも聞いたから間違いない。それでふつうの日本酒のいちばん安いので代用したのだが、僕は煮魚とか、肉を煮るときとか、だしの代わりに日本酒をどばどば入れるわけだが、だしを大事にする京都の人にとっては、それはありえないということなのだな。
それからだしパックが、ふつうかつおだしと、かつおの他にしいたけとか昆布とか、いろいろ入った混合だしと、当然両方売っているはずのところ、「混合だし」とはっきり表記しているものはなく、「かつお味」というやつの成分をよく見てみたら、混合だしだった、ということもある。京都の人にとっては、だしがかつおじゃないということも、まったくありえないことなわけだ。