1953年創業とのこと、広島ラーメンの有名な老舗のようだが、すずめや陽気の系列とはかなり趣が違う。
中華そば600円。豚骨スープに醤油味、あまり太くはない麺、細もやし、チャーシュウ、メンマ、青ネギと、構成はほとんど同じなのだが、違うのは強烈な臭い。豚骨の臭みを前面に押し出し、濃い醤油味でそれを補っている。これを見ろ、まいったか、とでもいうような開き直りを感じる。
店内から店の前まで、豚骨の臭いが立ち込めていて、不味くはないのだが、基本的に地元のマニアに向けた店なのだと思う。 僕が行ったのは午後2時過ぎだったので、他のお客はそれほどいなかったが、食事時には行列もできるそう。観光客など素人に媚びない潔さが人気の秘密か。
上海総本店 (シャンハイソウホンテン)
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