家で飲むと、いつも大体、9時に飲み始めると、午前1時に就寝、10時に飲み始めると、2時に就寝、となる。飲み始めて3時間後に、そろそろ寝なくちゃ、と思い始め、実際に寝るのはその1時間後。このペースはほぼ固定していて、毎日大体一定だ。
酒を飲みながらすることは、その時々でちょっと変わったりもするのだが、ここ数ヶ月はこの日記の更新。前はテレビを見ていたのだが、1年ほど前からテレビを家に置かなくなった。日記を更新することが何かの役に立っているとも思わないが、少なくとも自分の考えをまとめることにはなるし、また多少は文章を書く練習にもなるから、ただぼっとテレビを見て、時々一人で笑ってしまっては、誰もいないのに気づいて急に寂しくなる、みたいなことに比べれば、ましなのではないかと思っている。
名古屋にいた時代は、一週間のうち半分くらいは、近所の酒場に飲みに行っていた。することは同じ、この日記に書いているようなことを、バーテンの青年や常連さんに向かって話していた。対話するのではない、僕が一方的にしゃべるのだ。ぼくのつまらない独り言をやさしく聞いてくれる人たちがいて、ほんとにありがたかった。今でもその中の何人かの人は、この日記を時々眺めてくれているのではないかと思う。
どういうことかと言えば、いずれにせよ、僕には他人にあまり気を遣わずに、思うことをとにかくしゃべる場が必要なのだ。これは僕の習性というか、生きる条件のようなものなのだと思う。いやもちろん、この日記にしても、誰かが読んでくれていることを想定してはいる。でも相手の話を聞くのではなく、話すのはあくまで僕一人。コメント欄も外してしまった。コメントを書いてもらっても、それに応えるのは面倒臭いのだ。
いやもちろん、僕がいつでもそういう性格であるという訳ではない。僕もそれなりに大人である時も多いつもりだから、きちんと人に気を遣い、一歩引いて相手を立てる事だって、たぶんちゃんとしているのではないかと思う。いや、もしかしたらそう思っているのは自分だけで、人から見たら全く自分勝手なのかも知れないが、それなりに頑張ってはいるのだ。でも一日のうち数時間、そういうことから全く解放されて、好き勝手に話す時間が必要なのだ。
今日もこの日記に付き合ってくれた人、どうもありがとう。
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