みやっちから教えてもらった 広島市内の尾道ラーメンの店。
段原には初めて来たのだが、ここって広島ラーメンの祖 がはじめて店を開いた場所だよなと思ったりして。
もう暗かったからあまりよく分からなかったけど、下町っぽい場所なのかな。
僕は下町が好きなのだ。
ラーメン600円。
分かってはいるのだが、しょうゆラーメンに背脂がたっぷり浮かんでいるのを見ると、ちょっとぎょっとする。
そして実際にスープをすすると、あっさりとした魚介系の味。
尾道ラーメンって、このギャップというか意外性がいいんだろうな。
それに比べて広島ラーメンは、見た目も味もごくごく普通、なのに食べ進むにつれ深みにはまっていく、みたいな感じか。
やっぱり僕は広島ラーメンの方が好きだな。
まあ比べるものじゃないわけだが。
一つどうしても分からないのが、平打ち麺。
僕はどうしても、チキンラーメンとかカップヌードルとか、あの麺を思い出してしまうのである。
「朱華園 」がこれなのだが、「つたふじ」は丸麺。
「壱番館」は丸麺だった。
尾道ラーメン全体としてはどうなんだろう。
昔はラーメンは平打ち麺が普通だったのかな。
うーん、分からん。
僕としては、できれば丸麺にしてくれとお願いしたい。
女将さんに聞いたら尾道ラーメンはやはり朱華園が元祖だそうだ。
中国人が始めた店だとのこと。
すごいな、中国人。
でも朱華園のラーメンには、魚介の出しが入っていないとどこかで耳にした。
魚介出しが入った時点で、尾道ラーメンは尾道ラーメンとして完成したのだろう。
誰が初めて入れたのかな、魚介出し。
菜心 (ラーメン / 段原一丁目)
★★★☆☆ 3.0