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2008-10-16

尾道ラーメン 「壱番館」

出張のついでに尾道の「朱華園 」でラーメンを食べようと思ったのだ。
僕は朱華園のラーメンが何故あんなに行列し評判も良いのか、全く分からない。
出しの味の弱さをしょう油味の濃さとと背脂でごまかしていると踏んでいるのだのだが、一回食べただけでその言い草も何なので、もう一回は行ってみようと思っているのだ。
しかし何と、今日は定休日だった。
がびーん。

仕方なく目標を「つたふじ 」に変更したら、平日の午後2時だというのに長蛇の列。
朱華園でも同じだったな。
今日は並んでいる時間がなかったので、つたふじの向かいにある行列のできないラーメン店「壱番館」に行ったという訳だ。

行列ができないと書いたが、この壱番館はつたふじと同じ位の大きさのカウンター席があるのに加えて、数はかぞえなかったがテーブル席もかなりある。
それが8割がた埋まっていたから、この店に入っているお客の人数は、つたふじに入っているお客と並んでいるお客を合わせたよりも多いのではないかと思う。
でも多分、その半分以上は、僕のようにつたふじで並ぶのをあきらめてこちらに来た人達なのだと想像する。

ラーメン530円。
ひとことで言うと、ていうか別にひとことで言わなくてもいい訳だが面倒臭いからひとことで言うのだが、教科書どおりの尾道ラーメン。
尾道ラーメンとはこういうものだという定義がまああると思うのだが、それを全部きちんと押さえているという感じ。
味付けは朱華園より薄く、つたふじより濃い。
全く標準的な訳だが、すなわち平凡。
朱華園とつたふじがどうであれ個性的であることが、これを食べてみると良く分かる。

しかし世の中には平凡を愛する人もいるのだから、それはそれで良いのである。

尾道ラーメン 壱番館 (いちばんかん) (ラーメン / 尾道)
★★★☆☆ 3.0