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2008-10-12

広島山本 お好み焼き 「一休」(再訪)


山本の一休へ。
山本は安佐南の山のふもとにある。
うちからチャリンコで30分。
広島はだいたいどこへ行くにもチャリンコで30分圏内で、チャリンコはほんとに使いでがある。

コメントで僕にまた来いと言っていたとのことだったが、おばちゃん、前に来た僕と今日来た僕がイマイチつながっていないようだった。
まあそれはそれで全然問題ないのだが。

しかしこのおばちゃん、一緒にいると妙な安心感がある。
「ガバいばあちゃん」とはこういう人のことを言うのだろうか。
一緒に働く娘さんもこれまたいい人で、この店に来る人はこののんびりとした空気を味わうということも、大きな目的なのだろうなと思う。


おばちゃんのお好み焼き。
作り方を見ていると大雑把なようなのだが、実は繊細な味。
極細のキャベツがふんわりとして柔らかく、甘い。
こういうふんわりとしたお好み焼き、僕はまだ三八系列のいくつかの店でしか出会っていない。
どうなのだろう、まあ他にもあるのだとは思うがいずれにせよ、こうやってキャベツを極細に切り、適度に蒸らして適度に押してふんわりさせるということ、おばちゃんは誰かの真似をしたのではなく、自分で見つけたことなのだと思う。

ここを基点として三八が生まれ、そこからまたいくつもの店が生まれている。
三八本家よりも、そこから生まれたいくつかの店のほうがふんわりしたお好みを焼いているのを見ると、隔世遺伝というか先祖がえりというか、そういうことがあるのかもしれない。

今日は夜、五日市の観音神社で神楽を見、「ぼう」でお好みを食べたのだが、それはまた改めて。