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2009-06-10

中華そば○(まる)高須店

広島に帰って一発目のラーメン、雨が降ってたし時間もなかったので、職場至近のラーメン屋。
この店、最近店主が変わったらしく、前は店内もガシャガシャ雑然として、あまり感じが良くなかったのだが、そういうことは全てきちんと改善され、店主も愛想良く、年配の女性のお客が店主と話し込んで時間をつぶしたりしていた。
この店主、どこか別のラーメン屋で見たことがあるような気がするんだよな、気のせいかな。

中華そば600円。
まあラーメンの味はチェーン店だから、ほかの中華そば○と変わらないのだが。
今日は麺カタオーダーをしたのだが、まだ要領がつかめていないところがあるのだろう、普通の硬さになってしまった。
今回名古屋と東京でラーメンを食べてきたが、もちろん口コミサイトで調べてそれぞれ一位とか二位のラーメン屋に行ったわけだから、広島で言えばすずめと陽気に行ったようなもの、それはうまかったに決まっているのだが、広島のラーメンは全体のレベルとしては、かなり高いんじゃないかと思うな。

ちょっと話は外れ、しかも長くなるがウンチクを言うと、こうやってラーメンの食べ歩きをしていて、飽きることがない。
それが例えばうどんだったら、まあうどんの食べ歩きも好きな人はいるが、そんなに熱中しないのじゃないかと思うんだよな。
ラーメン評論家はいるけど、うどん評論家というのは聞かないもんな、あんまり。
カレーなんかでも、何軒か食べ歩いたが、そんなに面白いことはなかった。
いやもちろんカレー、おいしい店はあるのだが、食べ歩きの面白さはそれとは別で、カレーの場合結局、ああカレーはこういうやつが一番おいしいよなと、わりと簡単に結論が出てしまう気がする。
僕の場合は圧倒的に、玉ねぎを丁寧に炒めている店が好きなのだ。
ところがラーメンの場合、これという結論が出ない。
単純な食べ物のようなのだけど、ものすごく色々な種類のおいしさがあるのだよな。
食べ歩くうちにそういう違ったおいしさを知ると、また嬉しくなって、面白くなって、食べ歩きがやめられなくなるというわけなのだ、ラーメンの場合は。

それが何故かということについて、僕はそうじゃないかと思うことがあるのだけれど、ラーメンは基本は肉のだしに醤油を合わせる、ということになるわけだけど、あ、もちろん基本ね、その他にも色々あるけど、それで、その肉のだしに醤油味というのが、本来はあまり相性が良くないものなのじゃないかという気がするのだよな。
特に豚骨だしと醤油とか、ほんとは全然合わないものなのじゃないかという気がする。
そこで、それを調和させるために、広島の醤油豚骨だったら昆布だしを入れたり、あと化学調味料というのもそのために使われてきたのじゃないかと思うのだが、最近はそれを使わないことにして、そうすると今度は魚粉を入れてみたりというやり方が発展してきたり、と、そういう元々相性の悪いものだからこそ、無限の解決方法が登場してくる、ということなのじゃないか。
うどんのだしだったら、いりこだしに醤油酒みりん、もうそれで最強の組み合わせ、話は終わり、だもんな。

とまあ、ブログ書くの久しぶりだったので、つい長くなってしまいました。

であと今日は一緒に、ギョーザ400円を食べたのだが、前は冷凍ギョーザそのまま焼いたりしていたみたいだが、今度はちゃんと自分で手作りしていて、外はパリッと焼き上がり、中はジューシー、なかなかおいしかった。

中華そば○ 高須店 (ラーメン / 高須、東高須、古江)
★★★☆☆ 3.0