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2009-06-27

つまみ さば味噌煮

僕はいつもマダムジョイの己斐店に行っているわけだが、だいたいまず、3階にある本屋へ行き、雑誌やら何やらを眺めて、それから地下のマダムジョイへ行く、という行動パターンが、ほぼ確立している。本屋では、料理の本を見ることも多くて、でも決して買わないのだが、今日はそれで、肉じゃがを作ろうと思ったのだ。

和食の本って、初めに載ってる料理、圧倒的に肉じゃがなんだよな。肉じゃがは和食なのか、とあえて意義を唱えてみたくもなるのだが、いや肉じゃがって、ビーフシチューを真似て帝国海軍が艦上食として開発したのが起源で、家庭に普及したのは戦後、しかも昭和40年代の後半だとのこと()、だったらラーメンだって和食でいいじゃないか、と言ってみたくもなるのだが、そんなことはどうでもいい、でも実際肉じゃがって、牛肉とか、ジャガイモ、玉ねぎとかいう洋風食材を、和の伝統手法である「煮付け」としてアレンジした、面白い料理だよな、と、このところ煮付けにハマっている僕としては、改めて思ったというわけなのだ。

それでマダムジョイに行って、牛肉を買おうとして、鮮魚コーナーを通りがかったら、生さば298円が、半額シールを貼られて、寂しそうにぽつんとしてたりするわけだ。これはどう考えても、私を買ってください、とお願いされてるな、と思って、こないだはあらのお願いを無視して小あじを買ったら、翌日あらが皆無だったという復讐を受けたこともあり、予定を急遽変更、さばを買って、味噌煮にすることにしたというわけなのだ。

さばは旬はいつなのかな、でもたぶん、今じゃないな、あまり脂も乗っていないのだが、煮付けはこの頃はお手の物、1カップの水にだし昆布、千切りしょうが、砂糖、みりん、酒、味噌、それに隠し味程度の醤油を入れ、アルミホイルの落し蓋をして強火で7分、ばっちりおいしくできました。味噌はけっこう大量に入れないといけないんだな、こないだ味噌煮を作った時は、ちょっと少なかったな、味噌の量。

この頃は完全に、脇役に梅干しは欠かせなくて、これを食べながら飲むと、ほんとに悪酔いしないのだ。いやおかげで昨日は飲み過ぎてしまったが。意味ないし。しかし考えてみたら梅干し、焼酎のお湯割りに入れたりするし、レモンとかもレモンサワーとか、焼酎に入れること多いし、やはりこういう酸味系は、悪酔いを防ぐ、何かの効果があるんだな。