2012-02-05
和風だしに牛乳を入れるだけ。
「ミルク鍋」
休日には、サウナへ行き、たっぷりと汗をかき疲れを取ったところで、ラーメン屋でビールをのみ、ラーメンを食べるのが楽しみだ。
世の中に、疲れをとる方法は様々あれど、サウナほど疲れが取れるものはないと信じている。
夜行バスで東京まで行き、脚がむくみふくらはぎに痛みが残ってしまった時も、マッサージへ行っても取れなかった痛みが、サウナへ行ったら一発でとれた。
毎日風呂に入っていても、サウナをさぼると、明け方に目を覚ましてしまったりするようになる。
サウナが効き目があるのは、遠赤外線の効果だと思っている。
遠赤外線は、お湯の熱が体の表面から伝わるのとちがい、体の内部を直接あたためることができる。
だからお風呂に何度はいっても取れない疲れが、サウナなら一発で取れることになる。
サウナのあとで行くラーメン屋は、いつも決まっている。
瓶ビールの中瓶に、キムチと餃子をたのみ、ビールをのみ終わったら、ラーメンをたのむ。
店員ももう、わかっていて、座れば同じものが出てくる。
いつもと同じものを、いつもと同じように食うだけだが、これが、うまい。
ラーメン屋がいいのもあるが、もしほかに、もっといいラーメン屋が見つかったとしても、もう変える気にならない。
毎週決まった日に、決まったものを食べるのを楽しみにする。
それを実際食べてみると、いつも変わらずうまい。
それが幸せというものじゃないのか。
昨日はクリームシチューのような鍋が食べたいと思った。
それなら普通に玉ねぎやニンニクを炒め、クリームシチューを作ったっていいが、考えてみるとホワイトソースは、鮭を煮るのに使ったり、アサリとあわせてクラムチャウダーにしたりする。
魚介に合うということだ。
ならば牛乳を、そのまま和風だしに合わせてしまっても、悪くないのではないか。
牛乳と和風だしなど、いかにも合わなそうな感じもするが、やってみることにした。
昆布と削りぶしのだしを取る。
このだしに、同量程度の牛乳をくわえる。
酒とみりん、うすくち醤油、それに塩で味付けする。
塩を使うのは、あまり醤油を入れてしまうと、白い色が汚くなってしまうから。
さらに醤油を減らして、その分白味噌を入れるようにすれば、色はもっときれいになる。
入れる材料は、鶏肉と油揚げ、白菜にシメジ。
煮えにくい順に、入れて煮れば出来あがり。
これはうまい。
ひと言でいえば、まさにクリームシチューの味。
やはり思ったとおり、牛乳と和風だしの相性は抜群だった。
七味をかけて食ったが、粉チーズでも良かったかもしれない。
日本酒とも、問題ない。
シメのうどんが、グラタンのようになり、またうまい。