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2013-05-10

焼き鳥丼、若竹汁

昨日の晩酌は・・・。

昨日の晩酌 焼き鳥丼 若竹汁

考えてみたらどんぶり物も、「味付きご飯」として酒の肴になるわけですよね。

それでその第一弾としてやってみたのが、焼き鳥丼。
これはぼくが20代の頃、しょっちゅう通っていた渋谷の焼き鳥屋で、
ちょくちょく食べていたものなんです。



家で焼き鳥を作るのは、
もちろんお店の「秘伝のタレ」のような、長年にわたり注ぎ足し注ぎ足し使っているタレを再現するのは無理だとしても、
串さえ刺さなければ、それなりにおいしいものを作るのは簡単です。
要はフライパンで鶏肉と長ねぎを焼いて、
甘辛いタレを煮絡めればいいだけなんですよね。

サッとできて手間もかからず、
これをご飯に乗せてタレをかけると、
とてもおいしいです。



「早く作ろうよ。」

チェブラーシカのチェブ夫

よし、やろう。



フライパンを中火にかけてサラダ油を引き・・・、


ひと口大に切った鶏モモ肉150グラムとぶつ切りにした長ねぎを、表裏こんがりと焼く。


酒と砂糖大さじ1、みりんと醤油大さじ2を入れ・・・、


中火のまま、タレがドロッとしてくるまで絡めながら煮詰める。



チェブ夫、できたよ。

焼き鳥丼

「タレがしみたご飯がまたウマイね。」



あとは若竹汁。

若竹汁

吸い物だしで、まずはタケノコ少し煮て、
つづいて水で戻したワカメをサッと煮る。



梅かつおの冷奴。

梅かつおの冷奴

梅肉を削りぶしと一緒に叩き、少量のみりんとうすくち醤油で溶きのばす。



ツナと春キャベツのサラダ。

ツナとキャベツのサラダ

ツナと細切りにしたキャベツ、キュウリをからし酢醤油で。






昨日は作った肴を食べ、熱燗を飲みながら、
晩酌のときたまに感じる幸せ感を、ちょっぴりだけ感じました。

ぼくは自分の作ったものを食べるときには、
ほとんどの場合おいしいんですが、
食べながら「幸せ」とまで感じるのは、いつもじゃないんです。

幸せを感じるのは、決まって和食のときで、
それははっきりしているんですが、
そのほかどういうときに幸せを感じるのか、今一つよく分からず、
毎回の晩酌で幸せを感じるところまではできていません。



でも昨日、ちょっと分かった気がしたんですよね。

「もしかして、ていねいに作ったときかも・・・」

昨日は、焼き鳥丼と若竹汁にするのは決めていましたが、
あとは何を食べるか決まっていなかったので、
冷蔵庫の材料を眺めながら、あれこれ考え考え作りました。

だから時間はすごくかかってしまったんですが、
自分の気持はこもっていて、それがよかったのかも・・・。



「おっさんは幸せだよ、いずれにしても。」

チェブラーシカのチェブ夫

こんなことグタグタ考える時間があるんだもんな。