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2009-07-08

山口県下松 「中華そば 紅蘭」

先週周南へ仕事で出かけた時、行ったもう一軒の店が、こちら「紅蘭」。「下松ラーメン」というご当地ラーメンがあって、牛骨でだしを取るのだが、その元祖ということらしい。下松ラーメンの店にはもう一軒行ったことがあるのだが、そちらの店にも、この店にも、どこにも「牛骨」とか、書いていないんだよな。まあ地元の人しか行かないし、誰でも知ってる事だから、ってことなのかも知れないが、奥ゆかしいというか、なんと言うか、だな。

前にこの店に来た時は、下松ラーメンというもの自体が初めてで、コメントで「ご当地ラーメンは複数回食べないと、良さがわからない」と言ってもらったこともあるのだが、まさにその通り、ラーメンってほんと、同じラーメンでも、考え方がまったく違うものがけっこうあるから、自分にそれを受け入れる土壌がないと、認識ができない、ってことがあるんだよな。それでその時はこの紅蘭のラーメン、どういうことなのか、よくわからなかったのだ。

中華そば(小)、500円。メニューは、中華そばの大、中、小と、煮玉子、それにいなりずし。前回は中華そば(中)を頼んでしまって、それも失敗だったんだよな、僕の胃には、中華そばは普通盛りで十分なのだ。

今回はちゃんとわかった、牛骨だしの上品な風味。すき焼きとか肉じゃがとか、ああいうのと同じ風味だ。それに、甘みもけっこう付けてあるんだと思う。牛だしの風味は、やっぱり甘みが合うもんな。でももちろん、しょうゆと塩できちんと辛みも付けられているから、ちゃんとラーメンの味がする。

麺は中細のちょっとモソモソした感じの麺、チャーシューはあっさりめ、それにしゃきしゃきもやしに青ねぎ。全体としてやさしい感じの、癒されるラーメンだな。

中華そば 紅蘭 (ラーメン / 下松)
★★★★ 4.0