韓国ではお粥が流行っているらしい。朝食にもOKなように、朝7時半とか8時とかから営業している店が何軒もある。日本人観光客にも人気なようで、まあ明洞などではどの店でもそうなのだが、日本語での表示も抜かりない。たくさんあるのでどうしようと思ったが、道の真ん中にすべて日本語で書いた看板を出していたこの店へ。日本人向けというのもどうなのかなとは、ちょっと思ったけどね。
お粥はかなりいろいろ種類があって、アワビのお粥がメニューの筆頭。でもちょっと高かったので、牡蠣と椎茸のお粥8,000ウォンを注文。ほかにも海鮮の色々入ったやつとか、かぼちゃなど野菜の入ったのとかがあった。
お粥はたぶん白粥にあとから牡蠣と椎茸を加えてちょっと煮込んだのだろう、それに細ネギが散らされ、韓国のりをもみ砕いたものとゴマがトッピング。牡蠣の出しがよく出て、それに韓国のりの味が加わり、これはほんとにおいしかった。一緒に出てくる小鉢もよく考えられていて、右のはトンチミといって、大根の水キムチ。爽やかで酸っぱい。
上の小鉢は、左から白菜キムチ、真ん中が「チャンチョリビ」と言っていたが、牛肉を薄味の醤油で煮込んで裂いたもの、右が「オジンゴチョッカル」と言っていたが、韓国式のイカの塩辛。酸っぱいの、辛いの、野菜、肉、海鮮とバランスも良く、これを時々つまみながら、粥をすする。朝っぱらから、いきなり死ぬかと思うくらいおいしかった。
韓国はどうしてこうもいちいちおいしいのだろう。やはり大量生産をせず、オモニの愛がこもっているというところが大きいのだと思う。
場所は明洞チュンムロストリートの西の端にあるユニクロの、向かいの建物の二階。
電話 02-755-3562
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