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2012-09-22

サンマ寿司

昨日の晩酌は・・・。
やっぱりこれは食べておかないといけないだろうということで、サンマ寿司。
普段はご飯物は食べないおっさんだけど、酢じめの青魚はそのまま食べるより寿司にしたほうがうまい。
それに寿司だけは、ご飯物の中で唯一酒の肴になる。
工程が多くてちょっと面倒だけど、うまいものを食べるためには仕方ない。



早速やってみよう!





サンマは頭を落とし、腹を割いてハラワタをかき出して3枚におろす。

腹と背に背骨にそって切れ込みを入れ、尾から頭にむかって開いていく。
腹骨は包丁でそぎ取る。





両面に塩をふって1時間。

水で洗って水気をふいたら、酢に砂糖をほんのちょっと溶かし込んだところに昆布といっしょに1時間。
皮をはぎ、中骨を2~3本抜けば酢じめの完成。





米は昆布を入れて火にかけて、沸騰したら昆布は取り出す。

1カップの米に対して酢を20cc、砂糖少々塩ほんのちょっぴりのすし酢とみじん切りのショウガ少々を炊きたてのご飯にふりかけ、横に寝かせたしゃもじでよくまぜる。





ラップをひいたところにまずサンマを置いて、細切りの大葉とすりごまをかけてすし飯をのせる。
ラップを閉じて、押しながら形を整え、水に濡らした包丁で一口大に切る。





サンマ寿司の出来あがり!





汁物はしじみの赤だし。

砂出ししてよく洗ったしじみと昆布を水に入れ火にかけて、アクを取りながらしじみの口が開くまで煮る。
日本酒少々をたらして赤だし味噌を溶き入れる。





万願寺とじゃこの炊いたん。

ヘタと種を取った万願寺、続いてちりめんじゃこをフライパンで炒めたら、水1カップと日本酒、みりん、うすくちしょうゆ各大さじ1を入れ、落しブタをして弱めの中火で15分煮て汁をほぼ煮詰める。





焼き厚揚げ。
フライパンで厚揚げを軽く焦げ目がつくまで焼いて、青ねぎにショウガじょうゆで食べる。





酒は寿司にはやはり日本酒。






脂が乗っててこれはたまらん。






チェブ夫、うまいだろう。

「僕はほんとはオレンジが好物なんだけどね」
性格悪いな。





晩酌を終えたらいつものバー四条大宮「スピナーズ」。
今夜もカウンターは満員で、座りきれずに立ち飲みしている人もいる。



まずは隣り合わせた熊の男性、それから吉岡秀隆似の若き芸術家の男性と、芸術の制作についての話。
それから少し政治の話。



イケメンの新人バーテンコウイチ君とは、最近若い男性が10歳以上年上の女性と付き合うことが増えているという話になった。
でもコウイチ君は、年上だとどうしても結婚が前提になってしまいがちだから、まだ付き合ったことがないと言っていた。



それから鳳蘭を30歳若くした女性の悩みの相談に乗った。
空気が読めない僕は若い女性と話すとどうしてもハズしてしまいがちで、熱を入れ語る僕に九十九一からもストップが入る。

でも昨日は珍しく大丈夫だったみたいで、鳳蘭は少し感謝してくれたようだった。



11時半に店に入って、初めに時計を見たのが午前1時半。
まだ早いと思っていたら、次に時計を見たのが午前5時。

テキーラで乾杯をして家へ帰った。