昨日の晩酌は・・・。
定期的に食べないと気が済まない肉豆腐。
普通にしょうゆ味で炊けば十分おいしいし、気分を変えたければ昆布だしで炊いてポン酢で食べる手もある。
さらに気分を変えたければ、梅肉。
こってりとした豚肉の味にさわやかな梅肉はなかなかいいよ。
鍋に昆布をひき、豚コマ肉と豆腐を入れたら日本酒と水を1対2の割合でヒタヒタに注ぐ。
10分くらい煮たらぶつ切りのネギとしめじを入れてさらに3分くらい煮る。
タレはしょうゆにみりんを少し入れ、包丁でよく叩いた梅肉を落とす。
鍋のだしで割って味を調整する。
豚肉はたっぷり入れても、さっぱりしてるから軽く平らげてしまう・・・。
うまいっす。
「日本酒がよく合うね」
チェブ夫も酒好きになってきたな。
四条大宮の交差点をちょっと東へ行ったところにあるタリーズコーヒーは、四条大宮で最もおしゃれなスポットの1つになっている。
戦前には京都の中心街として栄えた四条大宮は、戦後になって阪急電車が河原町まで延び、中心街をそちらに持っていかれてしまったために寂れてしまい、10年ほど前までは古い飲み屋がいくつか建ち並ぶほどの街だったという。
ここ数年で若い人達が新しい店を始めるようになり、徐々に活気を取り戻しつつあると聞く。
カフェと呼べるような店も少なく、個人経営の喫茶店ばかりの四条大宮にあって、外資の人気店であるタリーズコーヒーは若い人達を集めている。
お客さんの半数は代々地元に住む中高年だが、残りの半分は若い人で、しかもその若い人のレベルが高い。
男性も高そうな服を着こなすいかにも羽振りのよさそうな人が多いし、女性は四条大宮のほかの場所ではまず見かけることがないくらいかわいい。
四条大宮のかわいい女性は全員タリーズコーヒーに集まっているのではないかと思うくらいだ。
僕は以前はブログを更新するのを家でやっていたが、最近はもっぱらタリーズコーヒーでやるようになっている。
タリーズコーヒーにはガラスで仕切られた喫煙室があり、タバコ飲みにやさしい。
ノートパソコン用のコンセントも用意していて、長居してもそれほど嫌な顔をされない。
かわいい女の子の顔が見られるから、家に一人でいて様々な妄想が頭の中で生まれては消えするよりかえって気が紛れて集中できる。
毎日3時間くらいの時間をタリーズコーヒーで過ごすことになっている。
それだけ毎日長居すると、店員とも親しくなる。
ほとんどの店員は顔見知りで、会えば挨拶をして二言三言話をする。
夏に帽子をかぶり始めた時には、若い女性店員の何人もから、
「むっちゃお似合いです」
「ほんとに素敵です」
と褒め言葉をもらった。
店長とも親しくなり、前の若い男性店長は時々休憩時間に僕の座るテーブルへ来ては、色々と話しをしていったりもした。
前の店長はひょろ長い体躯に小さな顔の二枚目で、初めはパーマをかけた髪を少し長く伸ばしていたが、そのうち短髪の七三になった。
誕生日が同じだというので僕に親しみを感じてくれたようで、誕生日にはサービスのコーヒーにラテアートで「おめでとう」のメッセージをもらった。
先月のはじめに退職したが、お別れに僕も近所の神社で買ったお守りを送った。
新しい店長は若い女性。
どれだけバリバリの人かと思ったら、拍子抜けするほど地味なタイプでパッと見るとアルバイトの店員と区別がつかない。
しかしたしかに店長は中間管理職なのだから、べつに派手である必要はないわけだ。
まだそれほど話したことはないが、人当たりはやわらかいが頑張り屋さんというタイプに見える。