今日の晩酌は・・・。
まさに今、旬まっ盛りのナスを使って、定番料理のみそ炒め。
ナスはゴロゴロと大きく切って、鶏肉、甘長とうがらしと炒め合わせる。
ナスに味をしみさせたいから、炒めてから少し煮込むことにする。
まずはナスを炒める。
たっぷりのゴマ油を使い、火加減は強火。
あとで煮込むから、まだ少し固いくらいのところで火からおろす。
次は甘長とうがらし・・・。
サラダ油を少々。
シャキシャキ感を残したいから、強火でさっと炒めるだけにする。
鶏もも肉。
サラダ油少々で、炒めるというより「焼く」感覚。
まずは皮目、それから箸で1つ1つひっくり返して、中火でこんがりと焼き色をつける・・・。
鶏肉に焼き色がついたら火加減を強火にし、輪切りの鷹の爪少々を入れ、ナスをもどし入れる。
少し炒めたら、ゴルフボール大くらいの赤だしみそ、日本酒とみりん大さじ2、砂糖大さじ2~3くらい、水カップ4分の1でやや甘めにした合わせ調味料を入れる。
強火のまま、汁気がなくなってくるまで2~3分煮る・・・。
甘長とうがらしをもどし入れ、酢小さじ1を入れてひと混ぜする。
ナスと鶏のみそ炒め。
あとはみょうがとキュウリ、ワカメのサラダ。
ドレッシングはオリーブオイルにポッカレモン100、しょうゆとみりん。
いただきます。
味がしみたトロトロのナスとシャッキリとした甘長とうがらし、それに鶏肉・・・。
昨日は晩酌を終えてから、和久井映見と四条大宮のバー「スピナーズ」へ出かけた。
ひと回りも年が下の彼女ができたおっさん、うれしくて仕方がない。
できればそれを人に自慢したい気持ちがある。
カウンターにならんで座る、おっさんと和久井映見。
マスターのキム君は、注文を聞いて酒を作る。
カウンターには熊の男性や吉岡秀隆似の男性もいる。
ところがカウンターの話題は2人のことにはなかなかならない。
キム君も「最近どうなんすか、2人は」とも聞いてこない。
当てがはずれたおっさんは、和久井映見と2人で話しながら酒を飲む・・・。
そこへ急に、おっさんが広島にいた頃からの友人D君が店に現れた。
D君はおっさんのブログを毎日見ている。
東京へ出張の帰り道、今日ならおっさんはスピナーズで飲んでいるだろうと途中下車してやって来た。
「お、もしやこの女性が和久井さんですか」
和久井映見の隣にすわったD君、おっさんの期待通りに話を振ってくる。
「あ、わかりましたか、いやいやいい年をしてお恥ずかしい・・・」
おっさんはわざと気のない答え方をする。
「いいですね、素敵な女性じゃないですか・・・」
3人はしばらく、2人の馴れ初めなどの話をする・・・。
おっさんがトイレに立ち、ちょうどトイレから出てきた時、綾瀬はるか似の女性が店に入ってきた。
四条大宮の飲み屋で何度か顔を合わせ、言葉を交わしたことがある綾瀬はるかに、入口まで出迎え挨拶をするおっさん。
おっさんは、綾瀬はるかが好きだったことがある。
カウンターにすわった綾瀬はるかに、キム君が話題を振る。
「おっさんは、こちらの和久井映見さんと付き合い始めたそうなんですよ・・・」
綾瀬はるかは目をキラリとさせて、おっさんに向かって言う。
「そうなんですか、おめでとうございます・・・」
和久井映見との話題で盛り上がるカウンターに、有頂天になるおっさん。
「いやいくつになっても、恋愛っていいものですよね・・・」
カウンターで和久井映見とのことを話しながら、おっさんは思う。
「綾瀬さんとは、彼女ができてからのほうが関係が近くなれそうだ・・・」
そこへイケメンバーテンのコウイチ君が、おっさんの脇へ来て耳打ちした。
「おっさん、チャックが開いてます・・・」
「綾瀬はるかに見られた・・・」
あわててチャックを閉めるおっさんの姿を、見て見ないふりをする綾瀬はるか・・・。
「まったくもうしっかりしてよ」
ゆるゆるだな、ほんとに。