朝めし、うどん。冷凍のうどんを湯がいて水で冷やしたものを、醤油をかけて食べるのだが、前にも書いたが、冷凍のうどんは下手なうどん屋のうどんよりよっぽどうまい、というくらいうまくて、しかも簡単にできるものだから、仕事のある日の朝めしは、もうこれ以外考えられない、ということになっている。トッピングは卵の黄身に大根おろし、かつお節、青ねぎ、それにおろしショウガ。ま何でもいいんだが、トッピングは。
昼めし、恵美。恵美にはできる限り、続けて行かないよう気を付けていて、それは飽きてしまうともったいないし、また逆にあまりしつこくするとおばちゃんの負担になりかねないからという、ほとんど僕は、恵美と恋愛していると言っても過言ではない状態となっているのだが、先週は金曜、土曜と行き、定休日をはさんだ今日は、ちがう店に行く予定だったのだが、昼休みが2時過ぎと遅い時間になってしまい、他に行く店がなかったので、仕方なく、3時まで営業している恵美に再び来たというわけだ。嘘です。他に店はあったけど、それを理由にかこつけて、結局恵美に来てしまったというわけでした。
今日は「ラーメン定食」と言って、ラーメンとおかず一品、それに白めし、800円、を頼んだつもりが、おばちゃん、間違って味噌汁を出してきたので、そのまま受け取り、おかず2品の日替わり定食、600円、に変更。おかずはカウンターの上にうまそうなものが色々並んでいて、かなり迷ったのだが、おばちゃんが説明してくれる口調に、言外のおすすめの調子を感じた、さば塩焼きと、れんこんと豚肉、それにニンニクの茎の煮物を選択。何と言うことはない、ごくごく当たり前の、どこにでもあるお惣菜なのだが、意外なことに、いや、当然のこと、今日も死亡。異様にうまかった。さばは焼いてから時間が経っているので冷えてるのだが、これでもか、というくらい、油が乗っていて、またれんこんも、歯応えのある硬めの煮加減が、絶妙という以外に言いようがない。まあこちらが朝うどんを食べたきりで、腹が減っていたということもあるとは思うが、一口食べるごとに、うまー、と嘆息してしまうというのは、尋常ではない。なんでそんなにうまいのか、帰りのチャリンコをこぎながら、色々考えてみたのだが、まあ、さばもれんこんも、まさに今、旬に突入した素材で、その状態のいいものを、市場だから、きちんと安く買い付け、そしてそれを、心をこめて料理すると言う、基本中の基本なのだろうが、それに尽きるんじゃないかと思う。加えて、白めしと味噌汁もうまい。
恵美はメニューにかなりのバラエティーがあって、この日替わり定食というのも、毎日まったく違うおかずが出てくるし、ラーメンを軸に考えた場合も、ラーメンと寿司、ラーメン定食、あとこれはメニューにはないが、ラーメンと半カレーというのも、まだ食べてないのだが、やってもらう約束になっている、あと生魚を軸に考えた場合は、ラーメンと寿司、恵美丼、刺身定食、他にもうどんそば、カレー単品、などなど、おそらく毎日行っても飽きるということはないんじゃないかと思うのだが、しかし用心に越したことはない、週3回を限度ということにしようと思っている。馬鹿だ。
ちなみに恵美、今日はコーヒーを出してくれた。もちろんインスタントなんかじゃなく、ちゃんとしたレギュラーコーヒー、ドリップでいれている。あの店の雰囲気とコーヒーというのは、まったくミスマッチなのであるが、こういうところが可愛いところなんだよな、恵美。ちなみに恵美は、えみ、じゃなく、めぐみ、です。
晩めし、というか、晩酌のつまみ、ツナサラダ。昼めしを遅い時間に、白めしのお替りまでしてしまったため、夕方マダムジョイに行った時点でまだ、お腹いっぱいの状態で、ほんとに軽いものが食べたいと思って、これにした。チキンソテー・サラダのチキンソテーを、ツナ缶に替えただけ、というもので、ドレッシングは同じく、エクストラバージン・オイルとレモン汁、これはかなり多めの同量くらい、それに塩コショウ、これもまじ、というくらいたっぷり、それにおろしニンニクちょびっと。生野菜はツナの下に、厚めの輪切りきゅうりとスライス玉ねぎが埋まっている。
いつもは大好きなブロッコリーも、2日続けて食べているということもあり、今日は食べる気がせず、ピーマンで代用。このピーマン、マダムジョイの「産地直産コーナー」にあるやつで、ピーマンと言うより、緑色のパプリカという感じなのだな。ずんぐりむっくりした形でテカテカ光って肉厚で、しかも通常コーナーのピーマンより安い。かなりでかいのが、4個で78円。三次の農家が卸しているみたいだが、これを見かけたら、できるだけ買うようにしているのだ。ちなみにマダムジョイは、僕が行くのは己斐店。マダムジョイは店舗によってけっこう違うみたいなので、注意してね。