昨日は家では料理は作らず、「酒房 京子」へ。
いやとうとうギターを買ってしまい、
つい盛り上がってしまったもんで・・・。
学生時代はバンドを組んだりもしていたので、
40を過ぎた頃から、「またギターが弾きたい」という気持ちは、
徐々に芽生え始めてはいたんですよね。
「おやじバンド」の話なども、見聞きするたび、
「気持ちがわかる・・・」
と思ってはいたのだけれど、
ぼくの場合凝り性だから、
やり出したら途方もない時間を使ってしまうのが、目に見えている。
「今はそんなことしてる場合じゃない」
と、自重していたんです。
しかしここ2週間ほどのあいだに、
「ダイムコンサート」と「大宮グッドフェスティバル」の2回にわたり、
素人がライブ演奏する模様を見てしまったものだから、
とうとう火がついてしまった・・・。
寝ても覚めてもギターのことばかり考えるようになってしまい、
ネットで値段などを調べ始めてしまったら、
もうガマンできない。
昨日はとうとう、
「あそこに入ってしまったらおしまいだ」と思っていた近所の楽器屋を覗いてしまい、
そのまま即決で、エレキギターを買ってしまったという次第。
買ったのは、白いテレキャスタータイプ。
最低でも2万~3万円はすると思っていたら、なんと8000円。
最近は中国製の、安いのが出まわるようになっているとのこと。
小さなヘッドフォン用のアンプも購入、
昨日は早速、暇さえあれば、ガチャガチャと弾いていました。
しかし30年のブランクは、さすがに大きい。
昔は平気で弾けていたものが、今では指がまったく動かない。
よく40過ぎて、海で子供を助けようとして飛び込んで、
自分が溺れて亡くなってしまうお父さんの話を聞きますが、
それがどういうことなのか、よく分かりました。
夜はスピナーズ。
コンサートに出演していた飲み友達の九十九一似の男性がちょうど来たので、
ギター談義に花が咲く。
ぼくはやはり、ギターを買ったからには、
人前で演奏したいと思うわけなんですが、
スピナーズのマスター キム君に「ここでライブをやらせてくれ」と聞いたら、
「高野さんはミュージシャンではないのだから、
そう簡単に単独ライブなどできません」
との答え。
まことに当然。
九十九一は、さすがバンドマンの人脈が広いから、
ライブの企画を色々と考えてくれる。
でもどれも、会場を手配したり、チケットを売りさばいたり、
けっこうな手間がかかりそう。
そういうライブも、ゆくゆくはやりたいけれど、
それよりもう少し、手軽に人前で弾ける場がほしい。
すると、
「それなら鴨川がいいんじゃないですか」
と九十九一。
なるほど、屋外で、通り過ぎる人を相手にライブをやるのが、
最も簡単にすぐできる。
とりあえず、その方向で考えることにした。
話に花が咲くうちに、酒も進みます。
「ちょいと一杯」のつもりでいたが、
もちろんそんなので終わるわけがない。
ビールをお代わり、さらにウイスキーの水割りも注文し、
もう止められない。
「まだ食事していない」というお客さんがいたので、
連れ立って「酒房 京子」へ。
昨日も京子はウマかった。
赤こんにゃくとタケノコの煮物・・・。
カレイの煮付け・・・。
ハモの鍋・・・。
雑炊・・・。
日本酒に焼酎をシコタマ飲み、カラオケで盛り上がり・・・、
ヘベレケで帰宅したという次第。
朝は釜玉うどん・・・。
昨日は久しぶりに楽器を引いたら、
なんだか今日は、寝覚めが違う。
いつもより気持ちが穏やかで、
デトックスされた気分・・・。
「調子に乗ってやり過ぎないでよ。」
気を付けるよ。