こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。
このブログは、50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、独自のこだわりがある自作料理を中心に、一人暮らしの生活をあれこれ書き綴っているものです。
「訳がわからん」と思うとは存じますが、楽しんでいただけましたら幸いです。
昨日は東京。
仕事の予定は今日なのだけれど、今回は一日前に入って、東京を少しだけ満喫することにしました。
東京といえば、やはり寿司。
もちろん昼からビール。
寿司を食べたら、さらにビール。
飲み終わったら一旦ホテルへチェックインし、仮眠の後、しばらくはたまっている原稿仕事をこなします。
夜の新宿。
大ガード下にある思い出横丁。
こんな店もある。
しかしもちろん、ぼくはそんな店には引っかかることはありません(キリッ)。
ブログのコメントで、「新宿で飲むならここ」と教えてもらった中華料理屋「岐阜屋」。
厨房もホールも、働いているのは中国人。
ビールに煮込み、きくらげ卵炒め。
このきくらげ卵炒めが、ピリ辛味でうまかった。
焼酎お湯割り。
ラーメン。
平たい麺に、ニンニクとショウガが利いたうすめの味。うまいっす。
岐阜屋を出て、
「腹もふくれたからバーへ行きたい」
と思ったら、すぐ近くに見つかった。
チャージ500円に、ハーパー水割り700円。
まあまあという感じ。
まだ飲み足りなかったぼくは、歌舞伎町へ。
歌舞伎町では、客引き引っかからないことが何より重要。
最近はアフリカ人の客引きが増えているみたいで、またこの人達がしつこいこと。
ヘビメタバーがあったので入ってみた。
大画面スクリーンと巨大スピーカーから、ヘビメタが流れまくっている。
チャージはなしで、ハーパー水割り700円。
「レッド・ツェッペリンをかけてくれというのは場違いですか」
と聞いてみたら、
「はい、残念ながら」
とのことだった。
80年代以降のヘビメタをかける店だとのこと。
さらに歌舞伎町を、奥へと進んでいく。
すると、最高に怪しい路地を発見。
奥へ進むと、ほとんど朽ちかけた、掘っ立て小屋のような建物で、カウンターに3人ほどしか座れないような小さなバーが何軒も営業している。
マスターは若い人が多いみたいだった。
その怪しい飲み屋街の中でも、さらに最も怪しい、店なのか、何なのか。
これは写真がうまく撮れていないのだけど、右側の黒いのが開け放されたドアで、看板はなく、脇に模様のようなものが書いてある板切れが置いてあるだけ。
ドアにいちおうメニューが貼ってあり、それほど高くはないバーだということがわかる。
やはりこういう場所を見つけたら、行ってみないといけない。
怪しい階段を上がる。
階段を上がると、人の話し声が聞こえる。
そちらへ行き、顔をのぞかせてみると・・・。
こじんまりとした、わりと普通のバーがあった。
「BAR HANA」という店で、チャージはいつもは1000円だけど、今週だけ500円とのこと。
飲み物も、500円から。
ぼくはバーボンのロックを頼んだら、ダブルで650円。
昨日は女性バーテンだったけれど、ここはバーテンが日替わりで変わるとのこと。
それにたぶん40代くらいの男性オーナーと、女性のお客さん。
さらにあとから、男性3人が入ってきて、女性は帰った。
ここでは話が非常に盛り上がり、楽しかった。
この店の、さらに上の階が、美術家 会田誠が経営しているバーとのことで、その関係で若い美術家もいたりする。
美術作品をどうやって公開していったらいいのかという悩みの話から下ネタまで、話題はあれこれと広がって、あっという間に時間が過ぎた。
若い美術家は、自分の作品をバーで公開するみたいなことがしたいのだけれど、東京は土地代が高くてなかなかそれができないと言っていた。
「京都や広島では、バーで作品を公開したり、よくしてますよ」
と言ったら、うらやましそうにしていた。
男性オーナーは歌舞伎町の事情に詳しく、聞くと客引きにも、「いい客引き」と「悪い客引き」がいるのだそうだ。
見分ける方法は、まずさくら通りにいる客引きは、例外なくダメ。
お客の体に触ってくる客引きも、違法を承知でやっているからダメ。
いい客引きに当たると歌舞伎町のお店の事情がわかるし、さらに客引きを席に座らせ飲ませたりすると、お店の女の子が安心する効果もあって、客引きにも活用法があるようだ。
「変な店に引っかかっても知らないよ。」
気を付けるよ。