こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。
このブログは50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思うところも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。
というわけで昨日の晩酌は・・・。
冷蔵庫に水菜があり、さらに知り合いにおいしい卵をもらったので、それではというわけで、豚肉だけ買い豚肉と水菜の卵とじ。
豚肉の食べ方として「炒める」とか「焼く」とかいうのはもちろん一つの定番だけれども、豚肉は煮るとまたうまい。
特にしょうゆ味のだしで煮て卵でとじる「卵とじ」は、和食における肉の食べ方として王道中の王道だと思います。
しょうゆ味で肉を煮る場合、最大のポイントは、和風だしを使うこと。
豚肉のだしが出るからそれでいいと思っても、肉のだしはしょうゆと合わせても、そのままではどうしてもぼやけたような味になってしまう。
昆布と削りぶしなどの和風だしを加えることで、味に焦点が定まったようになる。
それから豚肉は、くれぐれも煮過ぎないことが大切。
色が変わったくらいのところで煮終わるようにしておかないと、固くなってしまう。
あと卵とじは、せっかくだから卵をガツンとたくさん入れると、やはり言うまでもなくうまい。
昆布と削りだし2カップに、日本酒とみりん、うすくちしょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1で味つけする。
豚肉の、昨日は切り落とし200グラムを箸でほぐしながらサッと煮る。
豚肉の色が変わったら、ざく切りにした水菜1/2把を入れる。
一煮立ちしたら、すかさず溶き卵3個分をまわし入れ、さらに一煮立ちさせてから鍋のフタをし、火を止めてしばらく蒸らす。
一味唐辛子をふって食べる。
豚肉に、ふんわり卵としゃっきり水菜の黄金のコラボレーションだす。
あとはアサリの赤だし。
砂出ししてよく洗ったアサリをアクを取りながら水から煮、殻がひらいたら日本酒少々と赤だしみそ(八丁味噌)で味つけする。
八百屋のご主人にもらった菊芋を、おとといの生節の煮汁で煮付けてみた。
菊芋は初めて食べたけれど、独特の香味があってなかなかうまい。
昨日は疲れと風邪がまだ残っていたからか、昼近くまでたっぷり寝て、ブログを更新したらまた夕方まで昼寝。
少しだけ仕事をし、夜は酒。
ぼくのような自由業は働いた分しか金にならないから、こんなことをしていて生活が成り立つのかと、我ながら思わなくはないけれど、一人で仕事をするようになって1年半、なんとかかんとか、金は続いている。
先の見通しはないけれど、金は天下の回りもの、まずはよく寝てよく飲むことが、人生の基本だとうそぶいてみる。
しかし実際、あくせく生きても人生、呑気に生きても人生。
「そのうち絶対痛い目みるよ。」
厳しいな。