2013-02-17

豚肉の食べ方の一つの王道。
「豚肉と水菜の卵とじ」


こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

このブログは50歳バツイチ独身一人暮らしのおっさん高野が、日々の自作料理を中心に、ひとり暮らし生活のあれこれを気ままに書き連ねているものです。
「どうか」と思うところも多々あるとは思いますが、楽しんでいただけましたら幸いです。



というわけで昨日の晩酌は・・・。



冷蔵庫に水菜があり、さらに知り合いにおいしい卵をもらったので、それではというわけで、豚肉だけ買い豚肉と水菜の卵とじ。



豚肉の食べ方として「炒める」とか「焼く」とかいうのはもちろん一つの定番だけれども、豚肉は煮るとまたうまい。
特にしょうゆ味のだしで煮て卵でとじる「卵とじ」は、和食における肉の食べ方として王道中の王道だと思います。

しょうゆ味で肉を煮る場合、最大のポイントは、和風だしを使うこと。

豚肉のだしが出るからそれでいいと思っても、肉のだしはしょうゆと合わせても、そのままではどうしてもぼやけたような味になってしまう。
昆布と削りぶしなどの和風だしを加えることで、味に焦点が定まったようになる。



それから豚肉は、くれぐれも煮過ぎないことが大切。
色が変わったくらいのところで煮終わるようにしておかないと、固くなってしまう。

あと卵とじは、せっかくだから卵をガツンとたくさん入れると、やはり言うまでもなくうまい。



昆布と削りだし2カップに、日本酒とみりん、うすくちしょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1で味つけする。



豚肉の、昨日は切り落とし200グラムを箸でほぐしながらサッと煮る。



豚肉の色が変わったら、ざく切りにした水菜1/2把を入れる。



一煮立ちしたら、すかさず溶き卵3個分をまわし入れ、さらに一煮立ちさせてから鍋のフタをし、火を止めてしばらく蒸らす。



一味唐辛子をふって食べる。



豚肉に、ふんわり卵としゃっきり水菜の黄金のコラボレーションだす。



あとはアサリの赤だし。


砂出ししてよく洗ったアサリをアクを取りながら水から煮、殻がひらいたら日本酒少々と赤だしみそ(八丁味噌)で味つけする。



八百屋のご主人にもらった菊芋を、おとといの生節の煮汁で煮付けてみた。


菊芋は初めて食べたけれど、独特の香味があってなかなかうまい。






昨日は疲れと風邪がまだ残っていたからか、昼近くまでたっぷり寝て、ブログを更新したらまた夕方まで昼寝。
少しだけ仕事をし、夜は酒。

ぼくのような自由業は働いた分しか金にならないから、こんなことをしていて生活が成り立つのかと、我ながら思わなくはないけれど、一人で仕事をするようになって1年半、なんとかかんとか、金は続いている。

先の見通しはないけれど、金は天下の回りもの、まずはよく寝てよく飲むことが、人生の基本だとうそぶいてみる。
しかし実際、あくせく生きても人生、呑気に生きても人生。



「そのうち絶対痛い目みるよ。」


厳しいな。