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2011-01-08

昨日の晩酌

きのうは、おととい作ったぶり大根で、ふたたび晩酌。
ぶり大根はひと晩置くと、ぶりは前日よりすこし固くなるのだけれど、味がしみまくった大根がたまらない。
アラだから、骨がたくさんあるわけで、それをチューチュー吸いながら熱燗。
いや堪えられませんな。

あとは湯豆腐。
またしても。

昨日は三条商店街で買い物をして、この豆腐も個人商店の自家製。
この店、木綿豆腐は二種類あって、いま風のすこしやわらかいタイプと、これは「むかしもめん」という、固めのタイプ。
僕は豆腐は、固めのものが好きなのだよな。
これは味がどうのこうのということより、箸で持ちやすいというのが大きな理由だったりする。

ほうれん草も八百屋で買ってみた。
スーパーでは150円程度で売っているところ、240円。
京都産なのだ。
根が付いているのだけれど、これがきれいに洗われている。
京都は野菜を、すごくていねいに扱うという感じがする。
トマトとか、京都産のは圧倒的においしい。
でもほうれん草はどうかな、それほど変わらなかったかも。

ちなみにほうれん草のゆで方。

ほんとは僕は、チマチマしたことが嫌いなのだけれど、これだけはそうやっているというやり方。
一把ぜんぶを一度にゆでてしまわないで、2本かそのくらいずつ、小分けにしてゆでる。
元々何かの料理の本に書いてあったのだけれど、一度こうやったら、一把ぜんぶをゆでるのに比べておいしくて、もう元に戻れない。

ほうれん草というのは、湯の温度が低くても、やわらかくはなる。
でも温度が低いと、アクが取れないのだよな。
だから一把ぜんぶを入れて、湯の温度が下がり、再沸騰するまでに時間がかかるような状態でゆでてしまうと、やわらかくはなるが、アクが取れずに終わってしまう。
だからとにかく、できるだけ早く再沸騰するよう、ちょっとずつゆでるということなのだと思う。
でもこれは、ほうれん草だけにいえることで、水菜や小松菜は、低い温度ではやわらかくならないから、一把ぜんぶをゆでてしまってもあまり問題ない。

切るとき回数が一回少なくて、いつものように縦に盛り付けたら、すごく背が高くなってしまった。
この縦に盛り付けるというのは、格好がいいというより、上から醤油をかけたとき、そのほうが醤油がしみ込みやすいだろうと思ってそうしてるのだ。

熱燗はきのう、ふと思いつき、湯豆腐の鍋で、そのまま燗もつけることにした。
これ、屋台とかにある、取っ手で引っ掛けるものじゃなく、ふつうのお銚子で、手で触るものだから、厳密にいうとあまりきれいじゃないのだが、一人で飲むものだから、それほど問題ないということで。

いつもみたいに台所まで燗をつけに行く必要がなくなり、つい飲み過ぎて、昨日は4合。
危うくもう1合いきそうになったが、それはなんとか我慢した。