ぶり大根はひと晩置くと、ぶりは前日よりすこし固くなるのだけれど、味がしみまくった大根がたまらない。
アラだから、骨がたくさんあるわけで、それをチューチュー吸いながら熱燗。
いや堪えられませんな。
またしても。
僕は豆腐は、固めのものが好きなのだよな。
これは味がどうのこうのということより、箸で持ちやすいというのが大きな理由だったりする。
スーパーでは150円程度で売っているところ、240円。
京都産なのだ。
根が付いているのだけれど、これがきれいに洗われている。
京都は野菜を、すごくていねいに扱うという感じがする。
トマトとか、京都産のは圧倒的においしい。
でもほうれん草はどうかな、それほど変わらなかったかも。
ちなみにほうれん草のゆで方。
一把ぜんぶを一度にゆでてしまわないで、2本かそのくらいずつ、小分けにしてゆでる。
元々何かの料理の本に書いてあったのだけれど、一度こうやったら、一把ぜんぶをゆでるのに比べておいしくて、もう元に戻れない。
でも温度が低いと、アクが取れないのだよな。
だから一把ぜんぶを入れて、湯の温度が下がり、再沸騰するまでに時間がかかるような状態でゆでてしまうと、やわらかくはなるが、アクが取れずに終わってしまう。
だからとにかく、できるだけ早く再沸騰するよう、ちょっとずつゆでるということなのだと思う。
でもこれは、ほうれん草だけにいえることで、水菜や小松菜は、低い温度ではやわらかくならないから、一把ぜんぶをゆでてしまってもあまり問題ない。
この縦に盛り付けるというのは、格好がいいというより、上から醤油をかけたとき、そのほうが醤油がしみ込みやすいだろうと思ってそうしてるのだ。
これ、屋台とかにある、取っ手で引っ掛けるものじゃなく、ふつうのお銚子で、手で触るものだから、厳密にいうとあまりきれいじゃないのだが、一人で飲むものだから、それほど問題ないということで。
危うくもう1合いきそうになったが、それはなんとか我慢した。